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ハセガワ GT-R R32 NISMO 製作記01 ボディ処理編

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もはや40代以上しか狙ってないじゃん!とツッコみたくなる商品展開を続ける俺たちのハセガワからついにR32が発売されました。

これまで80年代カーモデルが中心でしたが、ついに90年代に突入…これはどのメーカーも中々やってくれないRX-7やインテグラなどの決定版発売を期待しちゃいますよね…・

というワケでここはR32を作って応援!そして実は近所にあるメッカハセガワ本社に向かって一日3回礼拝して90年代カーモデルの新作発売を祈りまくるために買ってきました(笑)

ぎっしりです

箱を開けると中々のぎっしり具合です。

ハセガワのカーモデルは細かいパーツ分けと精度の良いディテールが魅力。

素組みするだけでも少しコツがいるのがハセガワのプラモデルですが、そのクオリティは折り紙付きなので早速作ってまいりましょう。

あ、そうそう、いつからかは分かりませんが、ついにデカールが袋に入りました(笑)

ハセガワキットを作ったユーザーならご存知だと思いますが、従来のハセガワはなぜかデカールが裸のまま箱の中に収められているのが当たり前だったんです。

それがついに袋入り…いったい何があったのかは分かりませんが袋に包まれているとなんとも安心なものです。

かず

その代わり貼りつき防止の白い紙ついてないけどな!

目次

ボディメイク

取説の製作順序ではシャーシからですが、クリアー塗装の乾燥時間を確保するためにボディの製作から入っていきます。

今回はNISMO版

今回作るスカイラインR32はNISMOバージョンとなっています。

NISMO版とノーマル版の違いは下記の通り。

プラモにおけるNISMOとノーマルの違い
  • フロントバンパーにエアインテークダクト付きの専用パーツ
  • ボンネットにフードトップモール付き
  • リアワイパー無(シャーシと窓の一部を削る指示がある)
  • トランク上に小型リアスポイラー付き
  • トランク右端にNISMOデカール付き
  • サイドシルプロテクター(追加フェンダー)付き

まずは仮組

シャーシとボディパーツを切り離して仮組してみます。

うーん!なかなかのプロポーション。

自然なボディラインでスカイラインのフォルムが再現できていると思います。

ハセガワの32が発売されたことにより、タミヤ、アオシマ、フジミ、ハセガワと主要模型メーカーすべてからR32が買えるようになりました。

最後発だけあってやはりハセガワの出来が一番いい感ですね。

成型色は初めからガングレーメタリックとなっています。

最近のハセガワは大体イメージボディカラーがそのまま成型色になっているイメージ。(でもブルーバードを赤ボディにするのはやめて欲しいw)

ボディをザクっとチェックしたところ以下の点に気づきました。

ワンポイントアドバイス
  • フロントバンパーは先に接着してしまってもボディはハメられますしライトは組み立てられます。
  • ボンネットは先に接着しても組めますが、ワイパー取付部やフロント窓枠の塗り分けが面倒になるのでオススメしません。
  • サイドシルプロテクターを接着するとボディがハメられないので注意
  • リアテールランプ付近に処理しにくいパーティングラインがある
  • 全体的にスジボリが浅い(ハセガワは大体浅い)

それでは上記の点を気にしながら表面処理をしていきましょう。

浅いスジボリの彫り直し

僕はボディにヤスリを掛ける前にスジボリを彫りなおします。(ボディをヤスってしまうとスジボリの境目がぼやけるので)

上記の写真のようにハセガワのカーモデルは窓枠のゴム部やピラーのスジボリが基本的に甘いです。

塗装やクリアー層で塗膜が厚くなるカーモデルにおいて、スジボリが浅いと塗り分けが非常に難しくなりますので彫りなおします

特にウィンドウ下端のゴム部は造形が甘いので、ここをしっかりとスジボリしておくと後工程の窓枠の塗り分けがシャープに決めやすくなりますよ。

ここはラインチゼルの廻し彫り用(ニードル)でアタリを付け、0.1mmのラインチゼルでスジボリしておきました。

こういう単調なスジボリの彫り直しはタガネよりチゼルの方が個人的にやりやすいです。

ホルダーは純正ではなく三菱の2mmシャープペンシルを使用しています。

チゼルをしっかりクランプでき、握り心地はペンとそれと同じなので非常に作業がしやすくなりますよ(純正ホルダーより値段も安い)。

Cピラーサイド側の窓枠モールドの後端が途中で欠けています。

取説を見るとここはR状の形で繋がっているようです。

右サイドに向きが変わって申し訳ないですが、窓枠後端のモールドをR形状に繋げておきました。

鉛筆で下書きしてラインチゼル廻し彫り用を使いフリーハンドで一発勝負です。

これにて作業完了。

一本深い線が窓枠周辺に入っていることが分かりますかね?こうしておけば塗り分けらくちん。

さらにドアとボディの境目も少し深く彫りなおしておきました。

フロントバンパーの接着

パーツの合い調整と塗装の塗りムラ防止のため、できる限り外装パーツは先に接着しておきます。

まずはフロントバンパーの接着から。

最新キットだけあり基本的に問題はないですが、フロントフェンダーとバンパーの境目にわずかな段差を感じたので削って修正します。

まずは外側の段差をヤスリで慣らします。

ここがずれたまま完成してしまうとバンパーをぶつけてずれてしまった車体のように仕上がってしまうので注意!

ホイールアーチが美しいRで繋がっていなかったので、裏側から削って美しいアーチになるように修正します。

外側から削ると形が変わってしまうので、内側もしくは下からヤスリをかけるのがおススメです。

キレイに修正することができました。

作業にはヤスリスティックソフトを使用しています。

サイドシルプロテクターの擦り合わせ

サイドシルプロテクターはボディにピタッと合わせないといけないので、事前にパーツの合いを確認しておきましょう。

塗装前に接着できればいいのですが、サイドシルプロテクターのパーツはシャーシ裏まで張り出す形状となっておりボディをハメるまで組み立てられません。

まぁ追加パーツを先に接着してしまうと別パーツ感が失われたり塗料溜まりの原因になってしまうので後付けのほうが無難ですね。

少しサイドシルプロテクターが浮くような感触があったため、ボデイ側の接着面とサイドシルプロテクターの裏側の押出しピン跡を慣らしたりしてピッタリ貼りつくように修正しておきました。

リアバンパーのヒケ取り

続いてリアバンパーの表面処理を行います。

バンパーのナンバー上の部分は厚肉のためか少し強めのヒケがあるのでしっかり慣らしておきましょう。

一旦サフチェック

ボディを一皮むいたので一旦サフチェックします。

人によっては最初に捨てサフを吹く方もいますが、僕はサフ地に加工するのが苦手なので限界までサフを吹きません(笑)

窓枠やスジボリをしなおした部分、ヤスることによってバリが出やすい部品の端面を中心にサフを吹きます。

サフはいつものガイアサーフェイサーエヴォ。

こうして見るとスジボリを彫りなおした部分の周辺にバリが出ていることが分かりますし、若干脱線した部分はきっちり傷になっていて打ちのめされます。

上手くいったと思ったスジボリはサフを吹くと大体ダメで、微妙だなぁと思ったスジボリはサフを吹くと100%ダメwww

バリが出ている部分はラプロスや紙やすりを使って丁寧にバリを取り除き、再度サフチェックして納得いくまで仕上げます。

地道な作業ですがこれが一番完成度に聞いてくるので頑張りましょう~。

見えにくいパーティングラインに注意!

テールランプの周辺に発生するパーティングラインはサフを吹くまで気づきにくいので忘れないように処理しておきましょう。

トランクの合いチェック

トランクをボディに乗せたところ、少し気になる段差を発見しました。

ここはせっせとヤスって処理しましたが、薄いプラ板を間に挟んでも良かったかも。

処理完了です。

ボンネットとライトの合いチェック

ライトレンズ部はボンネット、ボディ、フロントバンパーの3パーツに合わせに行くため、塗装前にパーツの合いを確認しておきました。

クリアーパーツの合いは特に問題ないですね。

塗装が少々厚くなってもハメられないなんてこともないと思います。

ボデイとボンネットの合い修正

ボディとボンネットには微妙なラインずれがあるのでヤスリでなだらかに修正します。

さらにボディとボンネットの高さ方向にも微妙な段差があったので修正をかけることにしました。

上の写真を見れば分かりますがヤスリを掛けると微妙にヤスれていない部分があります。

これはボンネットの方が低いことを示していますので、段差をキレイに調整しておきましょう。

キレイに処理ができました!

ボディの下処理完了

そんなこんなで表面処理が完了しました。

最後にラプロスの2400番と4000番でパーツ全体を研磨して大き目の傷を取り除き、捨てサフも薄くなるくらいに削っておきます。

次回はボディの塗装編

次回はボディのサフ吹きと塗装編です。ガングレーメタリックを塗るぞ!

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この記事から各製作記事にアクセスできます。

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