前回の投稿でリアアップライトの取り付けまで完了しました。
今回はマフラーの編。この製作回でリア周りの組み立てが終わりです。
早速作っていきましょう。
リアホイールハウスの組み立て
実車のホイールハウスは当然フルカーボン!
ネットで調べたところ暗くて良く分かりませんでしたが(よくわからんのかい)遮音と飛び石のために内側は起毛されたなにがしが貼ってあると思われます。
とりあえず表面をヤスリがけしてガイアの黒サフを吹いておきます。
そして例のごとくタミヤのカーボンデカールの綾織り極細を貼り込んで、良く乾燥させたらExクリアーをドボドボに吹きます。
デカールはホイールハウスの上面と側面で4~6分割しています。
カーボンデカールの詳しい貼り方はこの記事を読んでね。
クリアーが乾燥したらラプロスを使って段差を研ぎ出します。
カーボンデカールの研ぎ出しはこの記事読んでね。
研ぎ出しが終わったらカウルの表面にはガイアカラー 030 セミグロスクリアーを吹いて半光沢に、裏側は先ほど書いた遮音処理っぽい雰囲気を再現するためにMr.カラー C188 フラットベース「あらめ・ラフ」を吹いてザラザラにしておきます。
フラットベースあらめは希釈が悪いと白化したりひび割れたりするのでテストピースで練習してから塗装してくださいね。
そしてカーボンラッピング完了。ここまで山ほどカーボンデカールと戯れてきたおかげが、だんだん手馴れてきました(笑)
取り付けます。
あっ!あれほどヤスってパーティングラインを処理したサスアームが見えない…(´;ω;`)
ちなみにホイールハウスのつや消し処理も完成したら見えませんので別にやらなくても大丈夫(笑)
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マフラーの製作
マフラーの製作…と言ってもエキパイの方はすでにエンジンの製作回で完成していますので、今回はマフラーエンドとタイコ部分の製作です。
マフラーの塗装
とりあえず表面処理して本体を塗装します。
ちなみにこの時は旧タイプのMr.カラー「スーパーアイアン」を使用していますが、最近モデルチェンジしてスーパーアイアン2になってます。違いは不明。
続いて焼け色を付けます。エキパイ塗装回でも紹介した溶接痕再現もやってあります。
- 焼け色:ガイア クリアーオレンジ + ガイア クリアーパープル
板厚が薄くなっていると思われるところ(へこんでいるところ)が良く焼けますので、そのあたりに色付け。
さらにもう一度スーパーアイアンを吹き焼け部分を微調整した後、タミヤのスミ入れ塗料ブラックとウェザリングマスターDなどを使って使用感を出します。
できたのがこちら。
スーパーアイアンをブラック系の色でウォッシングすると独特な深みが出て良いですよ。
マフラーエンドの塗装
マフラーエンドはセミグロスブラックで塗装するのになぜかメッキパーツ…
漂白剤でメッキを剥がし表面処理。
ついでにリブのような部分の彫り込みが浅かったのでMr.ラインチゼルの0.50mmで彫り込んで深くしておきました。
塗装派黒サフ。実車のエンドもツヤがない黒なのでセミグロスブラックより黒サフやつや消し黒の方が合いますよ。
マフラーの完成
塗装した部品を組み付けます。
マフラーエンドには金属製のカッターを被せるようになっているのですが、このパーツの質感が抜群にいいんですよ。本物と一緒。ニヤニヤしちゃいます。
エアクリーナーボックスの組み立て
エアクリーナーの塗装
これはエアクリーナーだったんですね…なんかこうスゴイギミックでも盛り込まれていそうな感じ。
パーティングラインがきつめなので頑張って処理します。
そして塗装。
- 本体:Exシルバー
- ダクト部:ガイア ジャーマングレー
- トップコート:フラットベースなめらかスムース
トップコートは軽くさっと吹く程度でOK。
エアクリーナーの仕上げ
エアクリーナーのダクトはバンドを金属色で塗装する指示がありますが、面倒な割に質感が出ないので細切りしたミラーフィニッシュを巻きました。こちらのほうが断然質感が良いうえ面倒なマスキングを省けるのでオススメ。
リアダクトの塗装
リアダクト等は黒サフで塗装。工程短縮のために一緒にフロント周りの部品も塗装してありますが、今回使うのは手前の2部品だけです。
このリアダクトはおそらくリアブレーキの冷却エア取り込み用のダクトです(エア取り込みファン等はないようなのでただの煙突です)。
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組み付けてリア周り完成!
今回製作したパーツを組み付けます。色々なところが隠れてしまった…(笑)
いや~走るためだけの機構でこのスペースを確保とは!やっぱりカレラGTはスーパーカーだぜ!
ちらっと見えるエキパイのメッシュ部が最高にセクシー。
マフラーの仕上がりはどうでしょうか?たしかフルチタンだった気がしますがマフラーのタイコにこれだけのスペースでチタンとはやっぱりカレラGTはスーパーry…
どんな高級車であろうとマフラーが金属である以上焼けるので容赦なく焼いておきました。溶接部も良い感じ。
おまけの追加工
モノコックのリアフレームはバルクヘッドにスタッドボルトとナットで固定されていますので、WAVEのR・リベット【角】を貼り付けておきました。
リアフレームの段落ち部分(上の写真のピンク丸部)がボルトの固定箇所なので全部貼り付けておきましょう。(確か6~8か所くらいだったと思います)
今回はここまで!次回はフロント編、サブフレームの製作に入ります!