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HG 水星の魔女 ガンダムエアリアル 全塗装完成レビュー

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HG ガンダムエアリアル 完成しました~!

実はビルドファイターズ系などガンプラ主題の作品を除いたTVアニメガンダムシリーズとしては2017年に放送された鉄血のオルフェンズ2期以降実に5年ぶりになる新作ガンダムシリーズで、放送開始前から令和のガンダムとか呼ばれておりました。

製作記で公開した通り各部にスジボリや段落ち加工を追加しツートンカラーによる塗り分けで、HGながら密度感たっぷりに仕上げてみました。

早速各部を見ていきましょう~!

目次

HG ガンダムエアリアル 完成レビュー

プロポーションチェック

フロントビュー

まずはフロントビューから。

全体的なプロポーションは昨今のTVアニメ主役機らしいデザイン。どことなくバルバトスのような悪魔チックなデザインも感じますし、ダブルオー系の機体のような細いラインも感じる良いデザインです。

デザイナーさんは水星の魔女にて初めてガンダムのデザインを担当したJNTHED氏です。

プロポーションは肩幅の張り出しや太ももの太さなどかなりバランスが良く素組でも見栄え十分。そのため手足などの延長は行っておりません。

ネットを見ていると足が短いという意見がありましたが、昨今の小型脚長リファインをよく見ているモデラーからしたら違和感があるのかもしれませんが、MSはマッシブなくらいが好きな自分としてはちょうどいいバランスです。

2色ツートンを施した箇所は白装甲と関節色です。適度に関節グレーを他のパーツに足すことでメカ感を出すようにもしてあります。気になる方は塗装記事を読んでくださいね。

パチ組状態との比較。塗装のすごさが良く分かります(笑)。

胸部や腹回りはかなり複雑なスジボリやディティールが用意されていますが、それに反して前腕や太ももがやや寂しいのが気になったため、バランスをとるためのスジボリやツートン塗分け追加を主体に作業を行いました。

リアビュー

続いてリアビューです。

スラスター周りに入れられた縦溝のモールドによりかなりの密度感です。

最近のガンプラはこの溝形のモールドがよく使われていますが、適度にディティールが増し、肉盗み箇所が多いのでプラのヒケなどが起こりくくて強度も出しやすいと多分設計に便利な形状なんでしょう。(余計なこと言うなw)

実際モデラー目線でみてもスジボリをしっかり入れてスミ入れすればとてもカッコよくなるのでお気に入りです。ただ今回はそのスラスター部(特にかかと)の塗り分けが大変でした(笑)。

シンプルながらもマッシブなフォルムで正直大好きです。やっぱりガンダムはシンプルな背負いもの無しが一番好き。

設定では肩に赤ラインが入っていますが、それに対してビームサーベルの持ち手や方にダークグレーのラインを入れてメリハリを付けたり、ヒジヒザ関節をメカサフヘヴィとスーパーヘヴィで塗り分けるなどしてメカ感を増しています。

パチ組状態との比較。

しっかりと塗装と塗り分けを追加したことで段違いの密度に仕上がったと思います。

最近のHGガンプラの色分けは、正面側は複雑なディティールでも満点に近い色分けですが背面はまだ物足りないですね。

ただ昔からアニメ放送時の主役ガンダムはメーカーがかなりの努力をして作りやすさとコストを両立しているので仕方ありません。それよりも各部の関節やパーツ割りがかなり考えられていて久々にHGを組んだ自分は感心してしまいました。

各部のアップ

それでは各部をアップして見ていきましょう。

頭部周り

頭部は精悍な顔つきでかなりカッコイイです。ヘルメットの頬当てが二重になっているのが斬新だったので、2色ツートンで塗り分けてメリハリをつけてみました。

ツインアイは蛍光ブルーグリーンとエメラルドグリーンを調色したものでメタリックではありませんが鮮やかに主張する色味にで仕上げています。

頭部はディティール豊富なのでスミが綺麗に流れるように逆エッジをしっかりとスジボリしています。

パーメットリンクスコアが上がるほど発光するシェルユニットは胸部のクリアーパーツのみ美しいインモールド成型パーツが付属しますが、他のシール貼り部分と見た目を合わせるためにクリアーパーツにシール貼りしたものを使用しています。

胸部のイエローパーツのスミ入れは先ほど紹介した逆エッジ彫りをすることでとてもシャープに流せています。

肩のツートン塗り分けもカッコよく決まってお気に入り。

肩のライトグレー部や縦のブレードアンテナにはスジボリ堂のダンモにて段落ちモールドを入れて密度感をアップしています。

段落ちモールドはスジボリほどのセンスもいりませんし、なれれば簡単にできるのでかなりおすすめの工作です。詳しくはこちらの製作記を見てくださいね。

バックパックにもダークグレーの塗り分けを追加してメカ感アップを狙っています。

腕回り

腕は先ほど書いた通り胸部のディティールに対して寂しい感じがしたので、前腕には新規スジボリを追加し、ライトグレーの塗り分けをやや多めに施しました。

結果的にかなりディティールを盛ることができたので大成功。分かりにくいですが関節もきっちり二色ツートンです。

ちなみに前腕の3mmダボ穴は武装の取り付け取り外しや組立時に塗装が剥げる恐れがあったので、ダボ側のみ無塗装成型色のままで仕上げています。全然違和感ないでしょ?

脚周り

脚部も適度にスジボリと塗り分けを追加。実は自分で改造したうえで二色ツートンをするのは初めてだったりするのですが中々カッコいいですねコレ。今後は積極的に取り入れていこうと思います。

太もものシェルユニット(クリアーパーツ)に入っている斜めラインは完成見本でも塗られているかどうかわからないレベルですが、設定画では白ラインとなっていますので忘れずに塗っておきました。

足回りは肉抜きを多用して複雑なディティールをスラスターっぽくうまく再現してあります。

昔ガンプラの足裏が1パーツ化され盛大な肉抜き穴ができた時、モデラーからはかなりの不満の声が聞かれましたが、昨今のガンプラは本当に上手に処理してヒケ対策をしてあるなぁと感心しました。

足裏の塗り分けは形状が複雑なため一見難しそうですが、直線的なラインなのでそれほど苦ではなかったです。

脚パーツは合わせ目処理のために後ハメ加工を施し完全対策しました。かなり読まれている記事なので塗装派の方はぜひ下記記事をチェックしてみてください。

各部にはワンポイントでハイキューパーツデカールを使用して情報量アップを狙っています。個人的にはやや控えめなくらいが好みなので良い感じ。

そういえば水星の魔女のガンダムデカールはいつごろ出るんでしょうか。(もう出てたらTwitter等でそっと教えてくださいw)

武器類

武装はガンダムおなじみの武装であるビームライフルと、シールドでありながらバラバラに分かれてガンビットとして利用できるエスカッシャンが付属します。

ビームライフル

2パーツのモナカという圧倒的省エネ構造で後端部にガッツリ合わせ目が出ますが、しっかりと消しておきました。KPSはヤスリがかけにくい…。

KPSはスジボリもコツがいるのと、あまり彫る面積がなかったので塗り分けを多用してディティールアップしています。

これだけで結構立体感がでるのが塗装の面白い所ですね。

ライフルのスコープはグレーで塗り分けですが、ここはあえて付属のホイルシールを使っています。

ホイルシールの光沢感と印刷のドットがスコープ感を演出できると思ったためです。なによりシャープに色分けが再現出来て楽(笑)

エスカッシャン

エスカッシャンは段落ちモールドの追加とスジボリの彫り直しで別パーツ感を追加し、塗り分けにてディティールアップしました。

特に先端のグレートーンの変化がお気に入りです(笑)

上の写真の一番右にあるガンビット(A10)は複雑な形状のパーツをホワイトとブルーで塗り分けねばなりませんが、ここは付属のホイルシールをマスキングテープ代わりにして簡単に塗り分けました。やり方は下記記事を読んでくださいね。

裏面です。正直裏側はどうやって塗り分けるんだよとツッコミたい形状なのですが、グレー色で塗り分けたりはしませんでした。

ガンビットの表が白で裏が黒だと浮遊して回転している時にチカチカして目が回ってしまいますからね(なんだその理由)。

武装状態

武器類を持たせてみました。

こうしてみるとアニメのわりとマッシブな体系はしっかりと再現出来ていますね。エアリアルは発表された当初ラインが女性っぽいとも言われていた通り腰や股関節の張り出しが大きめの体系なのでプラモでの再現は中々のものだと思います。

個人的には正面からもリアからも武器なし状態が一番カッコいいと思っているのですが(笑)、武装を持たせたリアビューも中々イカしてます。

エスカッシャン側からも1枚。

腕や太もも、バックパックに用意された3mm穴は武装のハードポイント(懸架部)と理解してハイキューパーツの1/100デカールからオレンジのワンポイントだけを切り抜いて使用しています。

差し色が鮮やかでカッコよく仕上げられたかなと自画自賛(笑)。

エアリアルは股関節が広いので3mm軸スタンドが使いやすいです(笑)。

ここまで見越してデザイン依頼されていたとしたら恐ろしすぎる。こういうガンプラのデザインってプラモ(バンダイ側)主導なのかアニメーション制作サイド主導なのか気になっちゃいますよね~。

ポージング

やめな・・・さいッ!

…ではなく健全な俺たちの水星の魔女の決闘で飛翔してそうなシーンを撮ってみました(笑)

流石令和のガンプラらしく良く動きます。ポージングも割となんでも撮れますしビットもばらしてかなり遊べますが、塗装派には結構塗装ハゲがつらいですね。

しばらく展示会等で使う予定なのでポージングはこの1枚だけとさせてください~。

おまけ

食べれる!おいしい!エアリアル~

記念コラボです(笑)。モデラー仲間さんからいただきました。

エアリアル(お菓子の方)はガンダムで話題になる前から結構好きで、売っていればとんがりコーンよりエアリアルを買う派でした。単なる塩だけではないコクのある味わいが特徴的で、油分が少なくて30半ばの僕の胃にもやさしいです(笑)

アニメ1期を全話見た今、簡単にひねりつぶせるエアリアルを持つ笑顔のスレッタちゃんの顔をまともに見ることはできません…。

そしてなんかライフルのスコープ部はスコープではなくフタっぽく描かれているところが設定厨的には気になって夜も眠れません。なんか手首とライフルの色も全然違うしツインアイのクマドリもかなり明るい色!ああっ!!

令和の主役機にふさわしい出来とカッコよさ。ぜひ味わってください。

ちょっとポーズを変えました

ということでHGガンダムエアリアルのレビューでした。

組み立てやすく合わせ目も出にくい素晴らしい作りのキットです。なによりプロポーション抜群でカッコいい。

HGが初めての方でも久しぶりの方でもガンプラを作る楽しみが味わえる良キットです。

反面塗装してきちっと仕上げると後ハメ加工などやや難易度が求められる加工が必要なので、スキルアップにも良いかと思います。

令和のガンプラもしっかり懐の深さと優しさがあって感心しちゃいました。おすすめです!

製作レビュー記事一覧はこちら

この記事から各製作記事にアクセスできます。

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