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HG 水星の魔女 ガンダムエアリアル 基本工作&ディティールアップ

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前回の投稿は塗装を楽にする後ハメ加工のご紹介でした。

ブログのPVも好調でTwitterやインスタで参考にさせて頂きましたと多数お礼を頂きました。とっても嬉しいのでもし参考になった方はSNSでコメントを頂けるとマジでめっちゃ嬉しいです(笑)

さて、今回は後ハメ加工も無事完了し塗装に関しての憂いもなくなったので、基本工作とディティールアップ編と参りましょう。

目次

基本工作:合わせ目消し

令和のガンプラらしく正面から見る限りほとんど合わせ目は見えませんがゼロではありません。

合わせ目が気になる方は頑張ってやっつけていきましょう。

太もも、膝、スネの合わせ目

太ももとスネの合わせ目消しは前回の後ハメ加工編に詳しく書いてあるのでそちらをお読みください。

肩の合わせ目

外装パーツのおかげで肩の合わせ目はそれほど目立ちませんが消しておきましょう。

この肩パーツですが肝心の合わせ目の部分がズレやすく、接着をミスると合わせ目消しや修正がかなり大変です。

不安な方はプラセメントでじっくり接着するのがおすすめ。

また一段落ち込んだ部分にも合わせ目が出ますが、ここの処理は結構難しいです。

折りたたんだ紙やすりでチマチマ削るか、ゴッドハンドのビットブレード(ピンバイスに取り付けられる小さい彫刻刀)で接着剤を削りながら彫りこむと綺麗に仕上げやすいです。

ビームライフルの合わせ目

令和になってもビームライフルはモナカなので気合で消しましょう(笑)

ライフルは軟質スチロール樹脂(KPS)で出来ています。

複雑な形状なので接着剤は柔らかいプラセメントをおすすめしたいところですが、KPSにプラセメントを使って合わせ目を消すと、経年劣化で普通のスチロール樹脂よりヒケてしまい、合わせ目を消した部分が肉やせしてしまうことがあります。

ちょっと大変ですが瞬間接着剤(原理上硬化後にヒケがほぼ発生しない)の使用がおすすめです。

瞬間接着剤も色々ありますが、僕のおすすめは当サークル模型倶楽部六等星に所属する最強モデラー(マジでなんでもうまい)hideさんが紹介してくれたしてくれたアロンアルフアプロ用 耐衝撃です。

この接着剤はトロっとした中粘度でモールドに流れにくいため塗布がしやすい他、乾燥した後はどの瞬間接着剤よりもサクサクヤスリがけしやすい硬さに硬化します。マジで一度試してみてほしいです。

プラ板積層のスクラッチや表面処理の傷埋めにもこれ1本あればOKです。

完全硬化にやや時間がかかるので、硬化促進剤の購入もしておくと良いですよ。

合わせ目を消すのはこれらだけ

いや~少ないですね。最近のガンプラはパーツ構成が良く考えられて本当にすごいです。

基本工作:既存のモールドの彫り直し

ヤスリでケートを処理したり表面処理をしながら既存のパネルラインやモールドを一度きれいに彫りなおしておきましょう。

ガンプラのディティールアップといえば派手なスジボリの追加やプラ板工作が挙げられますが、既存のパネルラインやモールドをしっかり活かす加工をするのも立派なディティールアップです。

スミが流れにくいモールドを流れやすくするスジボリ

上のシールドパーツのようにスジボリではなく段差になっている部分は普通にスミ入れをしてもスミが綺麗に流れません。

でもこういうところって取説の完成見本はきっちりスミが流れているんですよね。

こういう段差でモールドが作られているカドのことを「逆エッジ」と呼ぶのですが、この部分を段差にそってスジボリすることで綺麗にスミが流れるようになり、完成品の立体感や別パーツ感が高まります。

やり方は簡単で段差にそって慎重にタガネでスジボリを入れるだけです。テンプレートやガイドは必要ありません。

既存のモールドを彫りなおすだけでお手軽にカッコよくできるポイントなのでぜひトライしてみてください。

もっと詳しいやり方はこちらの記事に書いていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

同じように頭部の逆エッジも彫り込みスミを流してみました。パリッとしているでしょう

この段階で綺麗にスミが流れていれば塗装後も綺麗にスミが流れる可能性が高いです。

塗り分けをやりやすくするためのスジボリ

上の写真のようなスラスター部は中を黒く塗り分けないとなりません。

この部分を塗り分けラインにそってスジボリしてあげれば、塗分けラインに段差ができるので綺麗に塗り分けることができます。

こうしておくと塗装が少々失敗しても筆塗りによるリカバリーで済むことが多いですし、塗装の境目にスミ入れしてあげれば塗り分けラインがよりシャープに締められます。おまけに別パーツ感が出せるのでとてもおすすめの工作です。

こういう部分のスジボリはいきなりタガネで彫らずにケガキ針などで力を入れずにアタリを付けてからスジボリを入れるのがうまく仕上げるコツですよ。

僕はアタリ付けにはラインチゼル廻し彫り用を愛用しています。全然先端がへこたれないのでかなり使いやすいです。

ホルダーは専用のものもありますが、下記の2mm用シャーペンが安くて持ちやすくておすすめです。

次ページよりディティールアップ工作に入ります

ページが長くなってスクロールバーが短くなってきたので次ページに移ります!

次ページはディティールアップ工作編!

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