模型部屋どんな感じですか?
と時々聞かれますので、今回は当ブログ管理人「かず」の模型部屋をご紹介!
散らかっててすまんな!
1LDKをがっつり使っています
とりあえず外観をざっくりと。
自分の部屋はキッチンとリビング、ダイニングが一体化した11帖の部屋と5.5帖の小部屋の1IDとなっていて、そのリビングダイニングの幅めいっぱいに机を置いて模型スペースを確保しています。
間取りで示すとこんな感じ。
緑の枠部分が先ほどの写真の模型スペースです。
なんで上の画像の文字が逆かというと、僕はこの物件に新築から入居している最古参なのでネットで探しても僕の部屋の間取りが出てこないからです(笑)
なので時々住人が変わっている隣の部屋の間取りを使わせてもらいました。反転させると僕の部屋の間取りと同じになりますので。
模型スペースの幅は約3400mmあるので、そこに幅1800mmと1500mmのテーブルをみっちりレイアウトして作業スペースにしています。
ええ、友達とか呼ばないし(転勤者なので近所にいない)、独身だし、好き勝手レイアウトしとりますよwww
自動車保険会社の人に毎年「今年はご結婚されましたか!?」と確認されるのがツライ年齢になってきた…(笑)
模型スペース(幅1800mm、奥行750mm、高さ700mm)
模型机は幅1800mm、奥行750mm、高さ700mmを確保しています。
この机は市販品のものではなく、会社の試作品の廃棄物を改造して作ったものです。(僕の仕事オフィス家具関係なので)
1800mmも幅があると普通天板の中央はたわんでしまうのですが、分厚い鉄パイプに補強が入っていて耐荷重は150kg以上あります。
体重をかけてもたわみません
いろいろ机を試しましたが、模型の組み立て、改造、塗装をすべて1つの机で完結させるのに最低限必要な幅は1800mmで落ち着きました。
組み立てスペース(右側)
机の横幅のうち約600mmを組み立て作業スペースにしています。
そこにオルファのカッターマットA2を敷き詰めて、キットの組み立て、改造などを行っています。
僕のブログには頻繁にカッターマットの背景画像が出てきますが(日本一カッターマットの上で写真を撮っている自負ありw)、それはこのスペースで撮影しているんですよ!
カッターマットは大体1年くらいで汚れが目立ってくるので定期的に交換しています。
クリーム色でパーツが見やすく作品の色味が変にならないオルファのカッターマットが一番おすすめです(プロモデラーの愛用者も多いですね)。
マットの奥には工具入れとしてミニ棚を設置しています。
ここにナイフ、ドリル、筆、ヤスリといった工具をポイポ放り込みすぐに使用できるようにしています。
このミニ棚はどこで買えるか良く聞かれますが、セリア(100均)に売っていますので見かけたら買ってみてください。すごく便利ですよ。
工具入れの向こうの空いたスペースには100均のミニスチールラックを組んで、ウェザリングマスターや改造プラパーツ、消耗品などの保管棚にしています。
工具入れの横はこれも100均のファイル棚を置き、その時作っているものに関した雑誌やHowto本、取扱説明書を保管しておきすぐに読めるようにしています。
デスクライトはこれも会社の廃棄物をかっぱらってきて改造したものです。首振りの自由度が高く非常に使い勝手がいいのですが、いかんせん古く暗いので新しいものに変えたいこの頃(でもいいのがないんですわ)
塗装作業スペース(左側)
幅1800mmの内、残りの1200mmは塗装スペースです。
エアブラシ、塗装ブース、乾燥機を使いやすくレイアウトしたら幅1200mmは必要でした。
エアブラシはGSIクレオスのL7コンプレッサーのプラチナセットを使用しています。下記の記事でもイチオシしていますよ!
塗装ブースについても何を使っているのかよく聞かれますが、僕はGSIクレオスのMr.スーパーブースを愛用中。いたって普通の市販品です。
昨今はネロブースや互換ブースなどと言った高級塗装ブースが人気ですが、ダクトの接続が賃貸では少々手間なので使っていません。
一応自分の本職の一つが局所排気装置の設計なので、塗装ブースは自作できるしノウハウはあるのですが設計に凝りすぎていまだ完成していません(笑)
もう作るのめんどいのでおすすめの塗装ブースあったら教えてくださいw
ブースの横は乾燥機を置いていますが、これは買ったみんなが食器を乾かさないと評判の山善食器乾燥機です(笑)
これはエエよぉ…塗装がすぐに乾くしホコリからも守れるし、塗装ツールで買ってよかったものの一つです。
塗装ブースの前には溶剤を置き、塗料の希釈や洗浄にすぐ使えるようにしています。
さらにテーブルの左端に透明の収納ボックスを置き、その上に塗装用の串やパーツ置き用のスタンド(猫の爪とぎ)を置いています。
右利きの僕はエアブラシ作業中は右手にブラシを持っている時間が長く、パーツの持ち替えや洗浄作業は左手で行うので、左手側に洗浄、塗装用品を固めて、左手を伸ばすだけであらゆる作業ができるようにしています。
このレイアウトはいろいろ試行錯誤してたどり着いたもので、いまではかなり快適に使っています。
机の下にスチールのゴミ箱がありますが、これは洗浄に使ったキムワイプなどをすぐに捨てられるように置いています。
嫌な溶剤臭がしないよう足踏み式のフタ付きタイプを使用してます。これも結構便利です。
左手サイドに配置されたこの透明プラケースは、カーマの「重なる引き出し式ケース」というものを使っています。
このケースの良いところは浅型タイプでガイアノーツの塗料瓶が立てたままピッタリ入るところです。
収納量も結構あるので、基本塗料はガイア派の僕としてはかなり気に入っています。
浅型タイプで、ガイア、クレオス、タミヤの通常瓶のほか、タミヤの接着剤やスミ入れ塗料などと言った角瓶も入れられます。(クレオスの角瓶はキャップが高いので入りません)。
ガイアの大瓶やスペアボトルなどの50mlタイプは入らないので、そういうものは下段に重ねたる深型タイプに収納しています。
右側のワイドタイプのほうには大判のヤスリやパテ、デカールなどといったツール類を収納しています。
カーマの引き出し式ケースはたくさん積み重ねればテーブル代わりにも使えるのでおすすめですよ!
先ほど左手であらゆる塗装作業を完結させると書いていましたが、この棚のレイアウトは左手を横にするだけで塗料瓶へアクセスできるのでとても便利です。
塗料瓶が入った棚の高さを椅子に座ってひじを曲げた高さに合わせてあげると塗料の中身も確認しやすいですよ。
収納スペース(台下)
台の下にはホームセンターで買ってきた踏み台を置いて、積みプラとかを置いておけるスペースにしています。
この時の写真はキレイだが今は見るも無残な積プラの墓場と化していることは内緒であるw
撮影、執務スペース (幅1500mm、奥行600mm、高さ700mm)
右横に置かれた幅1500mmの机は、作品の撮影やその写真の編集、ブログの執筆などの執務スペースとして使っています。
最初は模型スペースのカッターマット上でパソコンを触っていましたが、ホコリぽいとパソコンに良くなさそうなので急遽机を追加した次第です(笑)
ちなみにこの机は市販品でサンワダイレクトの「パソコンデスク」です。このデスクは組み立てが簡単なわりに結構頑丈で模型机としてもおすすめです。
僕が買ったときは幅150cmタイプしかなかったですが、最近になって180cmタイプも発売されました。一台で完結させたいモデラーさんはこっちのほうがいいかも!
一番右に置いているのは撮影ボックスです。
最近は背景紙とストロボを使っていますが、サクッと撮りたいときはこの撮影ボックスを使用しています。
Amazonとかで安く買えるのに写真はカッコよく決まるのでモデラーさんは持っておくと便利ですよ。
配線スペース
上の全体写真ではコンセントタップが普通のものでしたが、最近は上の写真のようなタワータイプを使っています。
USBコネクタもあってかなり使いやすいです。これの詳細記事も書いていますので読んでみてください。
塗装していると結構虫が入ってくるので蚊取線香は必須です(笑)
椅子について
やたらでかい椅子を使っていますが、これはイトーキというオフィス家具メーカーのハイエンドチェア「スピーナ」という椅子です。
模型の作業は何時間も机の上に座って行うので良い椅子を買うのが絶対におすすめ。
このスピーナは定価15万くらいする高価なものですが、中古オフィス家具の品販売店で新品同様のものを3万3千円で入手しました。
良い椅子だと何時間座っても疲れにくいですし、腰痛なども起きにくくなります。
模型は人生長く楽しめる趣味だからこそ腰をいたわってあげましょう。
オフィス家具屋の家具はいわゆる「プロフェッショナルスペック」です。
一般人向けにニトリなどの家具屋で売られているものより強度、剛性、使い勝手すべての面で優れています。
オフィス家具の定価は高いですが、オフィス撤退時にはかなり安く中古販売店に流されるので、同じ値段の一般向け家具の新品を買うよりかなりお得なものが手に入ります。
特にチェアの中古はかなりねらい目ですよ!(by元オフィス家具メーカー社員)
中古オフィス家具屋は結構身近なところにあるので探してみては?
模型展示スペース
先ほどの間取りに展示スペースとありましたが…
それはこのようになっています。
大型の展示棚を置き、模型を鑑賞できるスペースにしています。
ますます人が呼べねーじゃんこの部屋(笑)
全体を撮っている写真がこの棚を作った時のものしかなく、写真では空の状態ですが…
今ではこんな風ににぎやかになっています(笑)
この展示棚はJAJANさんという静岡のメーカーの「フィギュアラック」という商品です。
こちらも詳しいレビュー記事があるので読んでみてくださいね。
模型部屋を作り込むと模型製作が楽しくなるぞ!
というわけで今回は雑食モデラーかずの模型部屋紹介でした。
このスペースでガンプラ、カーモデル、バイク模型、美少女プラモなどジャンル問わずに作りまくっています。
模型スペースを作り込むと作業効率もアップするし作品のクオリティアップ間違いなし!
まずは良い机の導入から始めましょう!
てか紹介してあらためて思ったけど、ほんとただの遊び部屋だなこの家w
ちなみに5.5帖の部屋の方にはベッドとロードバイクを置いててパンパンです(笑)アーメンw