前回の投稿でシートを製作しました。
シートがリアルに仕上がるとテンション上がりますね~。
この質感に負けないように今回はダッシュボードを製作していきたいと思います!
ダッシュボードも色違いがあります
前回の投稿でも書きましたが内装は3色から選べ、シートだけでなくダッシュボードもそれぞれの指定色で塗り分ける必要がありますので間違えないように進めてください。
僕はこの黒基調の内装で仕上げていきますよ。
内装部品の塗装
こまごまとした部品が多いですが点数は多くないのでじっくり仕上げていきましょう。
内装シルバーの塗装
- 塗装:黒サフ下地 → ガイア Exシルバー
- トップコート:セミグロスクリアー
- 部分塗装:エナメル ジャーマングレー、エナメル フラットブラック
Exクリアーでコートするとツヤが出すぎるのでセミグロスクリアーを採用。
エナメルのジャーマングレーはコンソールのスイッチを、フラットブラックはエアコンルーバーのスリットに使用しています。
ステアリング、シャーシカバーの塗装
まずは内装ブラック
- ガイア 黒サフ
手前にある丸い部品と右上の長方形のパーツはアンダーパネルをねじ固定した後のねじ隠しキャップです。
気が早いようですが内装を組んだらアンダーパネルを取り付けますので、手間を減らすためにも一緒に塗れる部品は塗ってしまいましょう。
ステアリング、サイドブレーキの塗装
- レザー濃い色:ガイア 黒サフ
- レザー薄い色:ガイア ニュートラルグレーV
- トップコート:Exフラットクリアー + フラットベース「なめらか・スムース」
レザーは2色ツートンなのでレザーの質感に合う色で塗り分け。
黒サフとニュートラルグレーVはトップコートを上手く組み合わせればリアルなレザー質になるのでお気に入りです。
メーターの塗装
- 本体:ガイア 黒サフ
- 装飾部:エナメル クロームシルバー筆塗り
エナメルで装飾リングを塗装するとデカール貼りの時にメタリックが流れる恐れがあるので、装飾リングの塗装はデカール貼り後にやるのがオススメです。
メーターのデカールはオペーク(余白の部分)が大きいので、そのまま貼るとキレイにリング内に収まらず上手く貼れません。ナイフ等でギリギリまで余白をカットしてから貼り、位置が決まった後にソフターを流して馴染ませると上手くいきます。
シートベルトストライカーの塗装
- 本体:ガイア 黒サフ
- ラッチ:ガイア ブライトレッド + つや消しコート
くっ…1パーツなのに塗分けのあるこのツラさw
しかも赤はキレイに発色さえるにはピンクサフで下塗りが必要です(笑)
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シフトノブの塗装
カッコいいけど模型的にはアレな木製シフトノブ…
シフトノブは木の削り出しです。
実車はこんな感じ。
これだけ最新技術を詰め込んだクルマの操作系を担うシフトノブが木製というのは最高にお洒落で遊び心がありますね~。
実際シフトノブには車の歴史上太古から木が使われていて、適度な重みに高い加工の自由度、使用にするにつれて出る味わい深さどれをとっても素敵な材質なのですが、その木目模様は模型的には再現するのしんどいから正直やめてくれよ~という感じですwww
でもここの木目をリアルに再現できればグッと質感が向上しますので、1.5cmくらいのパーツに全力込めて頑張ります!
シフトノブの塗装
まずはシフトノブの基本塗装と木目のベースカラーを塗装します。
- レザーカバー:ガイア 黒サフ
- シフトノブ根本:Exシルバー
- 木目ベースカラー:フレームアームズ・ガール カラー FG-11 プラスチックブラウンフレッシュ + マホガニーサーフェイサー
木目のベースカラーになぜか採用されたFAガールカラーw色味が生木に近いので採用しました。あるものは何でも使います。
ミリタリー系模型をやる方ならタン系の色を微調整して使っても良いかと思います。
続いて木目を書き込みます。
- タミヤ エナメル レッドブラウン 筆塗り
これを極細の面相筆を使って木目の濃い部分を書き込みます。
ちなみ僕の愛用している筆はこれ↓基本的に細かい塗装は全部この筆で行っています。
あらかじめ少々太めでいいので木目を書き込み、綿棒とエナメル溶剤で少しずつ拭き取りながら目的の太さまで細くしていくと上手くいきます。
木目を拭き取る綿棒はタミヤ クラフト綿棒などの硬くて細いものがオススメ。
レッドブラウンは拭き取っても伸びますが、少々拭きムラがあるほうがリアルな木目質になるので気にしない(笑)
納得いくまで木目を書き込んだらクリアーコートして仕上げます。
- ガイアカラー 046 クリアーブラウン
- トップコート Exクリアー(5倍希釈)
レッドブラウンでコートしてあげるととニス仕上げしたような色味になります。薄い生木と濃い節目の仕上がり具合がいい感じじゃないですかね?
最後にExクリアーでコートするとクリアーニスを研ぎ出したような質感になってバッチリです。
クリアーブラウンは重ねすぎると木目が消えてしまいますので少しずつ塗装しないと死にますw。クリアーカラーは塗ってから乾くまでに色味が若干変わるので様子を見ながら進めてください。
結局1パーツにこれだけの塗料を使った件…(笑)
これこそがスケールモデルの醍醐味よ!!
ちょっとコンソールパネルに取り付けてみました。う~ん良いいぞ~。
実車の画像。あっ木目一本足りないw
まぁ木はナマモノで一品モノすから(笑)
というワケで今回はここまで、次回は内装組み立て編!いよいよカレラGTに座れます(座れませんw)