タミヤ NDロードスター完成しました!
黒背景でカッコよく写真を撮ってみました
タミヤ1/24 マツダ ND ロードスター
フロントビュー
近年のマツダのデザインコンセプトである「魂動」を1/24のスケールで余す来なく再現されています。
鼓動デザインはそのグリルとランプ形状から、ある程度ボンネット高さがないと決まらないのでは?と開発当初は懸念するファンも多かったのですが、いざ出てきた実物を見るとカッコよくまとまってますね。
ボンネットの盛り上がりからドアにかけてのうねりが大変美しいです。
ちょっとタミヤのキットはホイールハウスの盛り上がりが大き目ですが、グラマラスさがさらに強調されて良い感じです。
顔立ちは少し爬虫類チックでこれまでのロードースターのどことなく愛嬌のある顔からキリっとしたスタイルになったと思います。
それでいて良く見ると少しばかりの愛嬌を感じるお口と目元…オーナーになられた方がうらやましい限りですね。
少しカメラアングルをひねって踏ん張ったように撮ってみました。
塗装派あえてのソリッドホワイト(実車ではアーティックホワイトと言う)ですが、黒い部分とメリハリがついて中々カッコよく仕上がったと思います。
リアビュー
後ろ姿もたまらなくセクシーです。
対向車線からやってきたクルマを「おっ!」と目で追いかけたときにはすでに後ろ姿…だからこそスポーツカーは背中が大事。
NDロードスターはちゃんとそのあたりを分かっている良いお尻のデザインです。
ボディの板金デザインも素晴らしいのですが、合わせられるロールバーやAピラーの形状なども素晴らしいマッチングだと思います。
キットのボディは光沢を出すためにタミヤのモデリングワックスで磨き込んでいます。
サイドビュー
ロードスター歴代に言えることはその横からの美しさ。
ボディのうねりやホイールハウスのバランスなんかも素敵ですね。
NDロードスターはNCロードスターよりコンパクト&小排気量化されたため、ホイールも16インチに小型化されましたが、足回りの軽量化とハンドリングの軽快感にもつながっています。
上から
少し上の視点から見てみましょう。
プラモデルでも美しいオープンカーのボディラインが存分に楽しめます。
上から見てもカッコカワイイですね。
アンテナを真鍮線で細くしたためスケール感に合った太さになっています。
真上から。
実車では中々見れない光景ですが、そんなアングルが自在に楽しめるのはスケールモデルだけ!
ホイールからテールにかけてかなり絞り込まれていることに気づきます。
各部のアップ
デジカメと照明を使ってカッコよくアップも撮影してみました。
ホイールは通常グレードでは付属しないシルバーにしてみましたが、ホワイトボディと相まって軽快なスポーティ感を出すことに成功しました。
近年ブラックホイールが流行りですが、個人的にはまだまだシルバーを推していきたいところ。
ブレーキキャリパーはレッドに塗装してみました。
のぞき込まないと見えないですが、のぞかないと分からない所に普通と違う光景を見せるのがカッコいいカスタム。
ダクトのように見せる前後フォグのデザインも素晴らしいですね。
Aピラーは光沢ブラックでブラックアウトされていますが、ここも近代スポーツカーらしくて良いですね。
内装の仕上がりはいかがでしょう?
キットではほぼセミグロスブラックの指示ですが、実車は樹脂、記事、金属と様々な黒が使われており様々な表情を見せてくれます。
今回はそれら素材感をしっかり調査し塗料を変えて塗り分けてみました。
1/24は素組みだと物足りない…という方がたまにいらっしゃいますが、しっかり塗り分けてあげれば実車のように仕上がりますよ。
素材を感じる塗り分けをするだけで驚きの完成度!
シャーシ裏
完成したら見えなくなってしまうシャーシ裏ですが、ロードスターのシャーシ裏はホント素晴らしいデザインなので見て欲しい。
先ほどのカタログ感ある撮影から一転、裏側は手持ち鷲掴みで撮影しました(笑)
こういうことができるのもプラモだけ
マフラーには焼けや汚しの表現を入れてあるのでなかなかのリアル感です。
各部のパーツ造形は素晴らしいので、しっかりと塗り込むだけでこの密度感。
やっぱりタミヤのカーモデルは素晴らしいです。
スタビライザーやショックは赤色で塗装し、AUTOEXE風に仕立てています。
赤のアクセントが入るだけでグっとカッコよくなりますね!
外でも撮影しよう!
カーモデル最大の楽しみは完成後の撮影!カメラ小僧になってあらゆる角度から撮りまくるのだ!
とは言っても以下の写真はまだデジカメを持っていなかった頃にとったスマホの写真なのでおおめに見てね。
外で撮影
完成したキットを外に持ち出しパシャリ。
木漏れ日がボディに影を落とすような演出や、周りの風景と一致して本物のように見せる事を楽しめるのは自然光&屋外撮影の醍醐味です。
天候や季節で仕上がりが左右されてしまうのですが、個人的には晴れの日の日陰か、曇りの日向がオススメです。
ボディをキレイに磨いておけば、ボディに雲を映り込ませて撮影する事ができますし、日が出る頃や日が沈むころに撮影すれば写真にオレンジ味が増して上のような仕上がりにもできちゃいます。
実車との比較!
作った作品を実車と見比べるのも楽しいですね。
まったく変わりなく作れていれば嬉しいですし、実車と見比べて形状やパーツ変更がされている箇所が見つかったら、メーカーはどういう思いでこうしたのかなぁなんて想像するのも面白いものです。
それでは比較写真を…
上がプラモデル、下が実車のNR-Aグレードです。
競技ベースなのでロールゲージが組まれていますが、ボディカラーとホイールカラーが同じなので比較対象にしてみました。
フロンドフェンダーあたりは実車より盛り上がっており、見た目の迫力を重視したタミヤのデフォルメであることが分かります。
この写真だとサイドだけですが、正面から見たときのフェンダーの張り出しもキットのほうが出ていますね。
ドアパネルの大きさやAピラーの角度などは実車と全く同じで再現力の高さが伺えます。
まとめ
というワケで以上、タミヤNDロードスターでした。
- 材質を意識して塗り分けよう
- 接着剤は適材適所で使おう
- パワープラントフレームからマツダとタミヤの愛を感じ取れ
初めてのカーモデルにもおすすめです
撮影環境
今回前半部分の黒背景画像ですが、撮影にパナソニックのミラーレス一眼と一部ソニー製のコンデジを使用しています。
デジカメのレンズはiphoneのカメラレンズより望遠側が選択できるため被写体が歪みにくく美しく撮影が可能です。
記事中の外で撮影(iphone)と見比べてみてください。
カメラ パナソニック LUMIX G99
パナソニックのミラーレスは操作性が良く、ファインダーも見やすいので模型撮影に適しています。
レンズ パナソニック LUMIX 12-60 F3.6 -5.6
模型撮影に使いやすい(被写体が歪みにくい)焦点距離が選択できるズームレンズでありながらかなり安い価格で購入できます。
続いて使用したコンデジです。
カメラ SONY RX100M6
こちらは上のミラーレス一眼よりさらに望遠域(遠く)から撮れるので、より歪みなく撮影が可能です。
サイズもポケットに入るほど小さく持ち運びも気軽にできるので展示会や日常使いにも最適です。
力作をさらにカッコよく見せるためにもカメラを導入されてはいかがでしょうか?