前回の記事でエンジンをフレームにマウントしフロントセクションが出来上がりました。
今回は車体全体に関わる部品を製作していきます。
車体パーツの塗装
ホイール、ブレーキ、チェーン、フェンダー、ハンドルなど小物パーツをガンガン切り出し塗装していきます。
ホイールの塗装
塗装前にパーティングラインの処理だけはきっちりと。
ホイールのパーティングラインがなかなかの曲者ですが、ここは超硬スクレーパーを用いて丁寧に処理していきます。
超硬スクレーパーは先端が細いのでホイールのような複雑で隙間の少ないパーツに存在するパーティングラインの処理にもぴったりです。
- ホイール:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック
フロントフォークの塗装
こちらも各部のパーティングラインをしっかり丁寧に処理してから塗装しましょう。
- アクスルホルダー:クレオス スーパーチタン
- フォークインナーチューブ:クレオス スーパーゴールド
- フォークアウターチューブ:ガイア スターブライトゴールド
- フォークトップのキャップ:Exシルバー → ガイア クリアーブルーを上塗り
今回フォークはキットのものを使いましたが、キットのフォーク周りは塗り分けが複雑な上、特徴的な電子制御フォークの配線部分がオミットされています。
純正オプションのフロントフォークセットを使えばチューブやキャップの塗り分けが不要で時間短縮にもなり、金属パーツによクオリティも高く仕上がりますのでオススメです。
ブレーキディスクの塗装
ブレーキディスクはリューターにセットしてヤスリを当て、切削痕を再現しておきます。
- ディスクブレーキアーム:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック
- ディスク面:下地黒サフ → ガイア Exシルバー
ディスク面は塗装後にタミヤのスミ入れブラックでウォッシング
ウォッシングすれば切削痕にスミが入って使用感が出せます。
ブレーキキャリパーの塗装
- ブレーキキャリパー:黒サフ下地 → クレオス スーパーチタン
- ブレンボロゴ:エナメル レッド 筆塗り
ブレンボロゴはエナメルのレッドをモールドに塗りこみ、乾燥後に溶剤で拭き取ることで塗り分けしました。
付属のブレンボでカールを貼るより簡単でキレイでリアルに仕上がります。
前後フェンダー
フロントフェンダーは本来はカーボン製なのですが再現が難しいので今回は無視しました。
- フロントフェンダー :ガイア セミグロスブラック
- リアフェンダー:ガイア ジャーマングレー + ガイア つや消しブラック
タミヤはカーボンパーツの塗装指示にはセミグロスブラックの指示が多いので素直に従います。
リアフェンダーは取説の指示に従いプラスチッキーな色味にしておきました。
チェーンの塗装
- スプロケット:ガイア サーフェイサーエヴォブラック → Exシルバー
- チェーンリンクプレート:タミヤ エナメル メタリックグレイ 筆塗り
- リンクピン:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り
取説の指示にはありませんがチェーンのリンクピンをエナメルのクロームシルバーで塗りワンポイントとしておきました。
ハンドルの塗装
- グリップ:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック
- レバー:ガイア セミグロスブラック
- マスターシリンダー:タミヤ エナメル メタリックグレイ 筆塗り
- ハンドルバー:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り
部品が小さいので細かい部分は筆塗りで充分綺麗に仕上がります。
サスボード、ステップの塗装
- 本体:クレオス スーパーチタン
- サススプリング:ガイア マルチプライマー下地 → ガイア サンシャインイエロー
- リアマスターシリンダー:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック下地 → クレオス スーパーチタン
リマスターシリンダーの細かい塗り分けは指示通りエナメル塗料で筆塗り
フォークコラムなど
アルマイト処理とおぼしきパーツはガイアのセミグロスブラックで塗装しています。
塗装完了!
いや~長かった!
次回は車体組み立て編
塗装したパーツを組み立て車体を完成させちゃいます!