ガンプラを全塗装してみたいんですけど、オススメのキットはありますか?
と聞かれたら僕はビルドバーニングかトライバーニングをオススメしています。
理由は下記3点
- 合わせ目がほとんどなく本体のパーツ数が少ない
- ほぼスチロール樹脂の使用となっており塗装がやりやすい
- 干渉部分が少なく完成後も塗装ハゲの心配が少なく可動が楽しめる
- クリアーパーツの組み立て、塗装練習もできる
とワンパッケージで大変色々な勉強が可能だからです。
なので今回はちょっとディティールアップもしてトライバーニングを作っていくことにします。
ちなみにビルドバーニングはもっと安く簡単に作れるので、エアブラシを買ったので練習してみたい!というビギナーさんにさらにオススメ。
という訳でゲットしてきました。
製作したのは2015年ですけどね(笑)
では早速進めていきましょう。
仮組します
とりあえず仮組していきます。
組み立ての際はピンの先端をニッパーで斜めカットして分解できるようにしておくと良いでしょう。
仮組に関してのアドバイスはナシ!
いえ、ほんと特に気を付けるポイントとか難しいところとかがありません。
ビルドバーニングと比較すると少しクリアーパーツが多く、その分パーツ割りが複雑ですが何ということはありません。個人的には今みても主役機のプラモデルでは屈指の出来だと思います。
ちゃっちゃかと組み立て。
スネと肩がマッシブになったことでよりどっしりとした見た目になっています。
ではここから改造を加えていきます。
スポンサーリンク
改造します!!
アンテナのシャープ化
定番のアンテナシャープ化を施します。
左が加工前、右が加工後。
ヤスリスティックの#600で慎重に加工し#800で仕上げます。
ウェーブ ヤスリスティック SOFT2 細型 600 10枚入り プラモデル用工具 HT-617
ウェーブ ヤスリスティック SOFT2 細型 800 10枚入り プラモデル用工具 HT-618
僕は縦に伸びるアンテナの先端をナナメにカットするのが好みなので、少しだけ形状を変更しています。
肩アーマーのシャープ化
基本的に僕が思っているのは「HGのキットはシャープ化すればOK」ということ。
バンダイのキットはSTマークと対象年齢の都合から、HGでは過度にシャープな造形ができません。
代表的な部分が先ほど加工した頭部のアンテナですが、じっくり機体を観察すれば意外と丸いところが目につきます。
トライバーニングは肩が気になりました。ちょっと改修してみましょう。
上の画像の左上が未加工状態です。肩の白いカバーの端が丸められていて、赤い部分とのつながり感がイマイチです。
右上のように丸まっている部分に同色のランナーの切れ端をプラセメントでがっちり接着し、左下のようにカットしてヤスリをかけてシャープに整形します。
もう一度同じ写真ですが、右下が完成状態。見比べると白いパーツが赤いパーツに密着するような感じになり一体感が増しています。
ちょっとのことですが意外と印象が変わります。
という訳で加工完了しました。今回はやりませんでしたが、フロントスカートアーマーの先端などをシャープにしてあげても良いかもしれません。
プラ材を使うシャープ化の際は速乾タイプのプラセメントの使用がオススメです。
基本工作します
後ハメ
不覚にも写真を撮り忘れました…。このキットの後ハメ箇所は2つ。
頭部と肩のクリアーパーツです。
頭部はC16の出っ張り部をわずかにのこしてカットすればOKです。
両肩に挟み込むクリアーパーツH1の出っ張りをカットすればOK
肩の後ハメはそれほど目立たないのでやらなくても大丈夫です。
合わせ目を消します
このキットのオススメしたい理由は合わせ目消しの箇所も少ないところです。ちなみにビルドバーニングはもっと少ない!
合わせ目消しは黒瞬着で行いました。
黒瞬着による合わせ目消しは時間も短縮できるので我々のようなサラリーマンモデラーにもピッタリです。
黒瞬着の硬化には硬化促進剤は必須です。黒瞬着と効果促進剤があればすぐに合わせ目消しや表面処理が行えますよ!
プライマーは少々高いですが420ml入りのほうが圧倒的にお得なので、購入の際は大きい方をオススメします。
という訳で今回はここまで、パーツを洗浄して乾燥させて次回は塗装に入ります。