![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-SIMG06.jpg)
前回の記事でマフラーとラジエターの取り付けが完了し、リアセクションの組み立てが完了しました。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-130-1.jpg)
今回はフロントフォークを製作し、二輪で自立させるところまで持っていきます。
ちなみに今回はオプションのフロントフォークを使用していますので、記事中の解説文もオプション使用が前提となっていますのでご注意ください。
オプションの金属パーツを使うほうが面倒なフォークの塗り分けやパーティングラインの処理がない上、フロントフォークの電子制御ダンパーの配線が再現できるパーツなどのも付属してくるので、楽をしたい方、よりリアルにしたい方どちらにもお勧めです。
それではフロントフォーク編のはじまりです。
フロントフォークの製作
オプション アクスルホルダーの製作
アクスルホルダーは少し改造を加えました。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-134-1-1.jpg)
アクスルホルダーにある割ミゾの加工をハセガワのエッチングノコで入れ、ホルダーの固定ボルトをWAVEのRリベット(角)を使用してそれっぽく再現。
この改造は多くのバイク模型に使えますし、難しくもない割に意外と効果が高いのでオススメです。
そして塗装。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-135-1.jpg)
- 下地:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
- 塗装色:ガイア ダークステンレスシルバー
- トップコート:クレオス スーパースムースクリアー (うっすらコート)
- ボルトヘッド:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り
最初に全体を黒サフで塗装委、左側のケース下部にあるパルスセンサーのユニットだけマスキングしておきます。(キットではパルスセンサーの塗り分け指示がされていませんが実車は黒いです。)
ダークステンレスシルバーを塗装したらつや消しコートをかすめる程度に施しわずかにツヤを落とします。
オーリンズのこの電子制御サスシリーズのアクスルホルダーはグレー味がある色で少しツヤがないのが特徴です。
そんな雰囲気を再現するためにダークステンレスシルバーをチョイスしてみました。
ハンドル、アンダーブラケットの製作
これらはキレイに表面処理して塗っただけ。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-137-1.jpg)
- ハンドル、ブリッジ:下地 ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック → ガイア Exシルバー
- ボルトヘッド:タミヤ エナメル クロームシルバー筆塗り
- トップブリッジのキャップ:タミヤ エナメル チタンシルバー筆塗り
今回はほとんど見えないので再現しませんでしたが、本来アンダーブラケットにはステアリングダンパーが付いています。
キットではここに付けるよ。と言わんばかりのブラケットがモールドされているのでコダワリ派はH2Rのステアリングダンパーなどを流用して再現されてはいかかでしょうか?
トップブリッジなどの製作
こちらはトップブリッジのアウターチューブ固定ねじの周りを開けたくらいですが、黒く塗装したら全く見えなくなったのでやらなくても大丈夫です(笑)
ついでにフロントホイールのパルスホイールと電子制御タンパーの配線(OPに付属するパーツ)も塗装しておきます。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-136-1.jpg)
- トップブリッジ本体:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
- トップブリッジ キー部:ガイア Exブラック
- パルスホイール:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
- 電子制御配線:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
- ボルトヘッド、キー穴:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り
これにてパーツがそろいましたので、組み立てに入っていきます!
フロントフォークの組み立て
部品が揃いました。
オプションを使わないとアウターチューブ、インナーチューブの塗装が必要で手間がかかりますがオプションは楽ですね。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-138-1.jpg)
ずらっと並べたパーツを取説に従って組付けます。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-139-1.jpg)
瞬間接着剤が指定されていますが、あまり流動性の高い接着剤は各部のパーツを組み付けるときにはみ出しやすいので、少し粘度の高いWAVEの高強度タイプがオススメです。
この接着剤は少しだけセットタイム(位置決めできる時間)があるので組み立てやすいのもポイント。
実車を参考にブレーキのリザーブタンクを少し傾けて(自立させた時に水平になるように)接着し、電子制御ダンパーの配線はハの字に開けて接着しておきました。
フロントホイールの組み立て
フロントホイールは指示通り接着するだけ。デカール貼りを忘れずに。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-140-1.jpg)
ちなみにリア側はあまり目立たないという理由でサボったパルスセンサー用ホイールのスリットですが、フロント側は良く見えるのでちゃんと開口しました。
長穴なので0.5mmのピンバイスで穴モールドの端ギリギリを開口し、ナイフで繋げて繋げることで開口します。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-141-2.jpg)
組み立てました。
フロントもリア側と同じように軽点マークを打っておきましたよ。
いよいよ組み上げです
フロント周りのパーツも揃いました。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-142-1.jpg)
ひとつひとつ出来上がっていくパーツを眺めるのもオツなもんです。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-143-1.jpg)
フォークを組みました。
フォークのブリッジ同士をつなぐ1.6×16mmのビスは締めすぎるとハンドルの可動が渋くなりがちなので、ほどほどに締め込んでください。
ホイールを付ければR1M大地に立つ!
R1M 大地に立つ!
ようやく二輪で自立してくれました!
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-144-1.jpg)
う~ん。控えめにいってめちゃくちゃカッコいいぞ…
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-147-1.jpg)
これは作りがいがあるなぁ。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-146-1.jpg)
スーパースポーツはカウルがなくてもお尻がセクシーですね。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-145-1.jpg)
一度でいいから乗ってみたいものです。
というワケで今回はここまで!
次回はハンドル編
次回はハンドル周辺を組み立てます。いよいよ車体完成が近づいてきました。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2019/09/S-T-YZFR1M-SIMG08.jpg)
製作レビュー記事一覧はこちら
この記事から各製作記事にアクセスできます。
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2021/07/S-T-YZFR1M-SIMG13.jpg)
今回作っているキットはこちら!
完成品も販売されてます!
スケールモデルにおすすめの改造パーツ紹介記事
![](https://rx930kazu.com/wp-content/uploads/2021/02/S-SM_detai-up_SIMG.jpg)