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タミヤ 1/12 ヤマハ YZF-R1M 製作記06【マフラー、ラジエター製作】

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前回の記事でマフラーの塗装が完了しました。

実車のリアル感を最大限出してみましたがいかかでしょうか?

今回はリア周りの小物を作ってリアパートの仕上げに入ります!

目次

リア周りの製作

リア周り小物の製作

取説13番のステップ、14番のリザーバー、15番の配管周りを製作します。

パーツは特に弄るところはないので、パーティングラインの処理をしただけ。

最初スタンドを蹴るための足掛けを作ろうと思い真鍮線を差してみたところ、気持ちよくスタンドが二つに割れたのでスタンドの改造はやめました(笑)。

スプロケカバー、スタンド類の塗装

塗装レシピ
  • スプロケットカバー:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
  • ボルトヘッド:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り
  • スタンド、スイングアームのロッド:下地 ガイア サーフェイサー エヴォ ホワイト → ガイア Exシルバー

シルバー塗装の下地は光沢黒が定番ですが、それだとシルバーの色味が重ったるくなってしまうので、最近は白サフを下地にするのがお気に入り。

白サフは何かと便利なので一本持っておくと便利です。

実車のシルバーも最近は塗装で明るめのものが多いので、白下地シルバーは実車の雰囲気にも合いますよ。

配管類の塗装

配管もしっかり塗り分けてリアルに仕上げましょう!

塗装レシピ
  • 配管本体:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
  • 配管ゴム部(一回り太いところ):ガイア ジャーマングレー → クレオス スーパースムースクリアー コート
  • 金属配管部:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック 下地 → タミヤ ラッカー フラットアルミ

リザーブタンクの塗装

リザーブタンクの塗装はちょっとこだわってタンク内の液体を再現してみました。

取説24番で使用するフロント側(A10)も一緒に塗装すれば二度手間になりません。

塗装レシピ
  • 下地:ガイア サーフェイサー エヴォ ホワイト
  • タンク内液体:ガイア ダークイエロー
  • タンク:ガイア クリアーホワイト + ガイア サーフェイサー エヴォ ホワイト
  • キャップ:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
  • リアタンクのブラケット:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り

まず本体を白塗りで塗装し、液面の高さでマスキングしてからガイアのダークイエローでタンク内の液体を塗装します。

続いてクリアーホワイトに白サフを少し混ぜたものでタンクをコートすればタンク内に液体が入っているように塗装が可能です。

液面表現はちょっとひと手間ですが、やってあると一味違う仕上がりになりますね!

小物の塗装も終わりましたので、組み立てていきましょう。

 リア周りの組み立て

スタンド、スイングアームロッドの取り付け

指示通り組み立てるだけです。

スイングアームのロッドを接着したらもうスイングアームを外すことができなくなるので覚悟を決めてください(笑)

リザーブタンクの取り付けと配管

タンクを取り付ける前にマスターシリンダーからリアキャリパーの配線(ケーブルd)と、リアショックのリザーブタンクの取り付けをやっておきます。

スイングアーム製作編で作ったケーブルホルダーに配線を通し、実車を参考に余長を決めて長さを出します。

リアショックのリザーブタンクはオプションの金属製を使用。こちらのほうが断然質感が良いです。

リザーブタンクはガチっとビス固定。

タミヤのキットはこういう負担のかかる場所にちゃんとビス固定が指定されているのがいいところですね。

ビス頭はシルバーで塗装して、ビスを使っていてもほかの部分と見た目が変にならないようにしておきました。

リア側パルスセンサーの配線

スイングアーム製作編で配線したパルスセンサーをテールカウルの中に通します。(下の写真のテールカウルから出ている細い線)

実車ではパルスセンサーの配線はリザーブタンク裏の金属ブラケットにいったん入り、そこから金属管がテールカウルに入るのですが、そこまで綿密に再現しても良く見えませんので、今回はブラケットと金属管は製作せずにスイングアーム側からの配線を適当に曲げて再現しています。

パルスセンサー配線をタミヤのパイピングケーブルでやっておけば、中に芯線が入っているのでピンセットで曲げて実車通りの見た目に組むことができますよ。

ラジエターの組み立て

ラジエータ関連のホース取り付け

取説15番の製作。

パイプAとBはビニールパイプ(太)の指示ですが、実車ではメッシュホースです。

配管のカーブがきつく市販のメッシュホースを使うと折れてしまうので、WAVEのスプリングパイプのブラック(1.5mm)に変更しました。まぁ雰囲気重視ってことで。

ラジエターの製作

ラジエターは先ほどのスプリングパイプを実車同様のレイアウトにするため、パイプ接続部をカットして真鍮線(0.8mm)に置き換えます。

裏側は押出ピン跡が目立ちますが組んだら目立たないのでスルーでOKです。

ラジエターの塗装

汚しも加えてそれっぽくします。

塗装レシピ
  • 本体:下地 ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック → タミヤ ラッカー フラットアルミ
  • 本体汚し:スミ入れブラックでウォッシング
  • ファンのアーム:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
  • ファン本体:タミヤ エナメルメタリックグレイ 筆塗り
  • ボルトヘッド:タミヤ エナメル クロームシルバー筆塗り

と、ここで大事なお知らせ。この段階では気づいてなかったのですが大きいほうのファン(C9)の塗装色が間違っています。

C8の小さい方のファンはアームがセミグロスブラック、ファンがメタリックグレイであっているのですが、C9の大きいほうはファンがNATOブラックが正解です。僕の不注意ですが取説の指示も少し分かりにくいので注意して塗り分けてください。

ちなみに取り付けてから気づいたのでこの後の写真も間違いっぱなしですが許して(笑)

ラジエター組み立て

指示通り組み立てます。ウォッシングによるラジエターの使用感が良くないですか?

パーツの形状も良くできていて、やはりこのキットの再現度の高さを感じますね。

マフラーの取り付け

まずは指示通りマフラーを組み付けます。塗装が厚いと差し込みがキツいので、エキパイのピン(エンジンに差し込む)の塗装はしっかり剥がしてあげ、さらにピンを2mmほどカットしてあげると取り付けやすくなります。

マフラーカバーの塗装

マフラーカバーを塗装します。説明書の指示では光沢ブラックですが、実車を見る限りどうみてもツヤの控えめな黒だったので色味は変えました。

オプションでカーボンカバーもありますので、その際は光沢黒で塗ったりカーボンラッピングしたりしても面白いかもしれませんねー。

塗装レシピ
  • 塗装色:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
  • ボルトヘッド:タミヤ エナメル クロームシルバー 筆塗り

マフラーカバーの取り付け

カバーを取り付ける前にEXUP(エグザップ)のサーボワイヤーを追加しました。

EXUPはヤマハ独自の排気デバイスで色々うんちくはあるのですが詳しくはWikipediaの記事をどうぞ。

実車ではキャタライザーから出る排気管のあたりに開閉バルブが設けられていますがキットではモールドされていません。

幸いカバーをするとその部分は一切見えないので、写真のように0.5mmパイピングケーブルを両面テープで適当に貼ってレイアウトしました。

配線は美しいカーブをつけながらスイングアームとフレームの間に通し、適当にフレーム内に収めます。

カバーを取り付けました。

キットでは塗装の指示もありませんが、モールドされている極小リベット(3か所)がシルバーなのでアドラーズネストのリベットSサイズに置き換えておきました。

ラジエターの取り付け

難しいことはないので付けるだけです(笑)

僕はラジエター配管回りを改造しているので、実車資料を参考にレイアウトを調整しました。

かっこいい…

これにてリア周り完成!

バイク模型はいいですね。いつまで眺めていても飽きません。

次回はフロントフォーク製作

フロントフォーク製作編。R1Mやっと両輪で大地に立つ!

製作レビュー記事一覧はこちら

この記事から各製作記事にアクセスできます。

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