RGクロスボーンガンダムX1 完成しました!
RG最小クラスの頭頂高11cmに立体感を強調させるグラデーション塗装と、使い込まれた雰囲気を出すためのダメージ表現を加えてみました。
さっそく完成レビューと参りましょう!
めちゃくちゃ良く動くキットです
今回のRGクロスボーンは関節にMSジョイントが採用されておらず、KPS主体の本体内部フレーム構造になっています。
一般的なMGとかと同じですね。
そのかわり各部の関節は専用設計された構造になっているので素晴らしい可動範囲と保持力があり、普通に組み立てて遊ぶ分には十分すぎる内容となっています。
まずは1枚。ビームザンバーを持たせてみました。
ザンバスターは差し替えなしの完全変形でビームザンバーとバスターガンに分離することができます。
コレは地味にスゴイ!
ザンバスター、ビームザンバー、バスターガン
今度はビームザンバーを右手にバスターガンを左手に持たせて射撃ポージング。
小さいキットながらX型のバインダーやバーニアが細かく可動するので色々な表情がつけられます。
アップにしてみました。
保持力はかなり強めなキットなので動かしていて緩いとか下がってくるということはありません。
ビームシールドとブランドマーカー
ビームシールドとブランドマーカーを展開。
前腕にあるビーム発生基部は差し替えなしの可動による展開が可能で、ビームエフェクトを差し込めるようになっています。
ビームシールドを塗装しハイライトやシャドーを書き込んだことでアニメの描写のような表現にしてみました。
ヒートダガー
ビーム武装も盛沢山ですが格闘武装にヒートダガーも用意されています。
ヒートダガーはふくらはぎに内蔵されたグリップにナイフ部を取り付け手で持てるようになるほか、設定どおり足裏に取り付け隠し武装として使用することもできます。
キックで一発。このポージングはカードゲームのイラストを真似させて頂きました。
広角レンズでグッと寄せて手前の足裏が大きく見えるように撮影しています。
スカートアーマーがあるにも関わらずここまで脚を広げて蹴りポーズができるなんてスゴすぎ…
ABCマント
ABCマントはフルクロスユニットへの繋がりを意識して裏側を赤く塗ったオリジナル仕様!
海賊感というか悪っぽい雰囲気がより出ていると思うのですがいかかでしょうか?
この塗装にマントの奥行感や立体感がより強調されたと思います。塗装方法は製作記の塗装編を読んでくださいね。
バインダーの裏側のアップです。バーニアはウェザリングマスターの青焼けでしっとりと汚してみました。
シザーアンカー
フロントスカートに内蔵されたシザーアンカーは差し替えなしで展開し、ワイヤーパーツを取り付けることで飛ばすことができます。
この展開ギミック、当初は保持力が低そうで固定したほうが良いかな…なんて思っていましたが組み上げてみるとしっかりしていて関心してしまいました。
なんかもう最近のガンプラはポロリやユルユルとは無縁ですね
シザーアンカーはその使用目的上結構なダメージを受けそうだったので少し強めにダメージ加工を施しています。
各部のダメージ加工とグラデーション塗装
今回製作したクロスボーンの一番の見所ポイントはダメージ加工をそれを強調するグラデーション塗装です。
立体感の強調具合いかがでしょうか?
クロスボーンバンガードは海賊ですので物資やMS運用は厳しかったのでは?とか格闘主体だったら腕やヒザなどの接触部は良くダメージを受けるのでは?なんて考えながらダメージ加工を施しています。
それでいながら機体はしっかりメンテナンスされているので、凹みや傷などはあるものの致命的な破損はないよというイメージで仕上げてみました。
この塗装の仕上がりをアピールするため、今回は胸部のエンブレム以外はデカールを貼りませんでした。
その割にはしっかりと密度感が強調されていると思います。グラデーション塗装の効果ですね。
このグラデーション塗装+ダメージ表現の最大のメリットの一つが、ぐりぐり可動させて遊んで塗装が剥げたとしても、下地のマホガニーが露出することでまるで自然な追加ダメージのように見えるところ!
その点を強調して豊富なポージングで撮影した本作品はGBWCの一次予選を突破しました!
つま先やアンクルガードの立体感の強調具合がお気に入り。
組んでいて思いましたが、最近のガンプラにありがちなスタイリッシュさ優先のリファインではなくちょうどいい感じで好感が持てますね。
というワケでRGクロスボーンでした。
RGも出てくるたびに進化しており、クロスボーンはRG最小キットでありながら色分け優秀、可動優秀、合わせ目ナシ、武装豊富と完璧な内容となっており、素組派から塗装派まで楽しく遊べるキットだと思います。
RGキットの中でもイチオシのキットです!
撮影機材
今回のレビュー写真はオリンパスのエントリーミラーレス一眼とパナソニックの5倍ズームレンズで撮影しています。
この組み合わせは接写にも強く、被写体が歪まない100mm前後の焦点距離で撮影ができますので模型であれば何でも撮影できます。