前回の投稿でシャーシのリアセクションが完成しました。
今回はフロント編です。
リア周りを作った時にフロント部分の塗装や仕上げも進めてありますので、一気に完成させてしまいますよ。
フロントサブフレーム周りの部品製作
フロントサブフレームというのはフロントサスやステアリングなどを搭載する骨格部分のことです。
サブフレームの塗装
とりあえずフレームを仮組してボディやトランク部分との合いを確認。問題はありません。
サブフレームは割とヒケやカエリが大きめなので、ヤスリスティックなどでひたすら処理しておきます。
僕はこの段階でフロントロワアームユニットを固定するH2パーツ(取説32番で登場)を接着してしまっていますが、特に問題なく取説33番のロワアーム組付けは行えますのでご安心を。
そして塗装。
本来モノコック部はフルカーボンなのでカーボンラッピングが必要なところですが、仮組したところ下の写真のように完成後ほぼ見えないことが判明しましたので今回はパスしました
ホイールが付くとまったくサブフレームは見えません。
ステアリングを切っても見えそうにない上、見えたとしても暗いのでカーボンデカールを貼る必要はないでしょう。
サスアームの塗装
- タミヤ ラッカー フラットアルミ
ちなみに金属パーツはすべてガイアのマルチプライマーを吹いてから塗っていますがサフは吹いていません。
マルチプライマーはこのキットでは必須なので一つ持っておくといいですよ。
ステアリング周辺の小物塗装
ステアリングラックや固定パーツ、ブーツ類はガイアの黒サフで塗装しました。
手前2つの90度に曲がったパイプ状のパーツは、前回のリア周りの製作で使ったリアブレーキの冷却ダクトなので今回は登場しません。
フロントサスの製作
フロントサスはリアサスの製作回で一緒に作製していますので、この記事をご覧ください。
フロントアップライト、ブレーキ
フロントアップライトもリアアップライト製作時に一緒に製作してありますので、今回は組み付けるだけです。(その時の製作記事はこちら)
リア側と同じくWAVEのRリベット【角】と【丸】を使ってキャリパー固定ボルトとオイルのブリーダープラグを再現しておきました。
フロントディスクもリア同様に汚しを入れてあります。
こちらも後輪側と同じく本体の荷重をディスクローターがすべて受け持つ構造なので、貼り合わせのディスクブレーキはがっちり接着しておきましょう。
フロントサブフレームの組み立て
塗装ができたら組み上げましょう。
フロントダンパーアームの組み立て
取説の指示通り組み立てます。
ビス頭は取り付け箇所と同色に塗装しています。
またダンパーのロッドは金属製の細いものに交換したので、先端にマスキングテープを巻き相手側の穴と径を合わせておきました。
フロントにアッパーアームとダンパーを取り付けました。
ダンパーのプッシュロッドが繋がるリンクの三角形パーツは、リアアップライトの接続時まで仮止めにしておきます。
ステアリングシャフトの組み立て
ステアリングシャフトは取説通り組み立てるだけですが、タイロッドを止める1.2mm×3mmタッピングビス(SC2)は締めすぎないように注意。あまり締め込みすぎるとステアが動きません。
各パーツを組み付けてフロントサブフレーム完成!
アップライトとステアリングシャフトを取り付ければフロントサブフレーム完成です。
アップライトの取り付け前に
プッシュロッドを取り付けるロワアームのブラケットには大き目の隙間があるので、タミヤキットを良く作っていると必ず余る極小ポリキャップを挟んでおきました。
なんかこうゴムブッシュっぽい雰囲気が出て良いと思いませんか?まぁ実車はこんな感じでブッシュ挟まることはないと思いますが(笑)
完成です!
パーツを組み付けてフロント周りもいよいよ完成!
メカニカルな雰囲気が最高です。やっぱりこの密度感は1/12ならではですね。
フロントサスもリアサス同様のインボードスタイルのプッシュロッド式ダブルウィッシュボーンになっています。
サスアームの太さから剛性の高さを感じさせますねぇ。
という訳で今回はここまで!次回はいよいよ内装編!またもや迫りくるカーボンデカールに震えろ!