アオシマ 合体 アトランジャー & 穂鷹アトリ 完成しました!
VFガールに続くアオシマ美少女プラモプラモシリーズである合体アトランジャー。
その完成度はいかに!?
写真たっぷりでレビューします!
アトランジャー 完成レビュー
プロポーションチェック
まずはメイン(?)の合体ロボアトランジャーからいきましょう。
アオシマが1970年代にオリジナルロボとしてプラモデル化したアトランジャーが45年の時を経てこんなにカッコよくなってしまいました。
脚長小顔のパーツバランスに加えて脚から頭部にかけてできるAラインはまさに現代風と言ったところ。
プロポーションはもちろんですが爪のような足や鉄腕アトムのようだった腰(笑)もカッコよくリファインされました。
アトランジャーの特徴といえば全身に配置された黄金の羽ですね。
スーパーロボット感を感じさせる良いデザインです。このデザインなら普通にスパロボとかに紛れていても通用しますね(笑)
黄金の羽はイエローの成型色で少し安っぽいので、ガイアのスターブライトゴールドを吹いてキラッと仕上げておきました。
スターブライトゴールドはオレンジの強い金色でキャラクターモデルにとても合うのでおすすめですよ。
アトランジャーのキットはメッキパーツが一切使われていないので組み立ては楽ちんです。
ただ赤も青も成型色そのままだとやっぱり重厚感が足りない気がしたので、今回はメタリックカラーの下地に艶消しクリアーカラーをコートするマットキャンディ塗装で落ち着いたアルマイト調に仕上げてみました。
塗装方法は製作記事内で詳しく解説しているので気になる方は読んでみてくださいね↓。
ゴールドは光沢のメタリック、赤と青はマットキャンディ塗装で仕上げましたが、ホワイトとグレーは通常のソリッドカラーです。
最初はホワイトもパールホワイトにしようかと思いましたが、うるさくなりそうなのとパールホワイトは写真映えしないのでやめました(笑)
まぁこうしてみるといい感じにソリッドとキャンディ塗装が交互に配置されて正解だったかな。
内部の合体フレームはメカサフライトで塗りました。
フレームはシリーズ共通となっているようで、今後発売されるロボもこのフレームが使われるようです。
ふくらはぎの装甲は合わせ目が出ますが、ここはあえてその合わせ目を残しています。だたしそのまま合わせ目を残すと見た目が残念になるので、合わせ目が美しく見えるようにエッジを処理しています。
あえて合わせ目を残すのも作戦!
各部はしっかりと整面しエッジを出しています。
アオシマのキットはコトブキヤと同様、各部のパーツの造形は非常にシャープですがヒケやうねりは多めな印象です。
なのでひたすらヤスリがけをして整面するのがカッコよく仕上げるコツかと思います。
製作記につかった画像の一部ですが、足のパーツだけでもかなりしつこくヤスリがけしています。
武装とブンドド
ソード(ブロークンカッター)、シールド、ドリルっぽいパーツが武装として付属します。
ソードはパールホワイトで塗ってみましたが、やっぱり写真じゃわからねぇ(笑)
武器を持たせてみました。
シールドが大面積なのでここがゴールドだとカッコいいですね。
足首の接地がいまいちなので基本的にはスタンドを使うのがおすすめですが、武装の保持力は高いのでポージングはいろいろできますよ。
穂鷹アトリ 完成レビュー
プロポーションチェック
こっちが新のメインか(!?)穂鷹アトリも見ていきましょう。
穂鷹アトリは私立ムー高校に通う普通の女子高生(どこが普通やねん)という設定です。
この服装はアトランジャーの力を借りた戦闘コスチュームです。漫画では返信して絶叫してました(笑)
武装のゴールドおよびレッド、ブルーはアトランジャーと同じ光沢ゴールド、マットキャンディ塗装で仕上げてあります。
髪や肌はグラデーション塗装を施し立体的に仕上げています。
正面のアップです。髪の毛とかお肌のグラデーションはいかがでしょうか?
髪の色味は設定画を参考にすこしベージュ色に振っています。
肌のグラデーションもいつもは実物を見ないとわからない程度に弱く仕上げますが、昨今のコロナ禍のせいもあり展示会もないのでSNS映えするように強めに仕上げています。
アトリの武装にはあらゆるところに3mm穴が設けられているので色々武装を付けて楽しめます。
背中の肌には小さい穴が開いていますが、これは何に使うのかわかりません。埋めようと思っていましたが忘れていました(笑)。
気になる人は埋めておいたほうがいいと思います
一番塗分けが大変だったのはこのブーツ。
イエローの成型色1色でできているので、黒い部分はすべて塗分けなければいけません。
ひたすらマスキングして塗装しました。心配しなくてもキットにホイルシールが付属しますが全塗装派の意地ってことで。
武装とブンドド
アトリの可動範囲は標準的なガールプラモのそれと変わりません。
肩の引き出しや股関節のスライドギミックといったFAガールレティシアのようなギミックはありませんが、普通にポージングする分には困りませんね。
ということでアトランジャーの外装パーツを取り付けてアトリちゃんフルパワーです。
アトリ自体に武装は付属しませんが、アトランジャーの武装を組み替えて遊べます。
これはオリジナル組み換えではなくキットの説明書に載っているカスタム事例を真似たものです。
アップで一枚。顔パーツの笑顔が可愛いですね~。
髪飾りのクリアーパーツはゲートが完全に消えるまでヤスリとコンパウンドで磨き込んでいます。
手首も豊富に付属するので色々遊べます。
ほほの赤らみなどはタミヤのウェザリングマスターHでつけてあります。谷間につけすぎやないかい?
武装はこんな風に組み替えてアトリでも持てるサイズに小さくすることができます。
持たせてあげるとこんな感じ。
なぜか取説ではブロークンソードを左手で持っているので、アトリちゃんは左利きなんでしょうか?
組み合わせてブンドド
それでは二つ組み合わせてポージングを楽しんじゃいましょう!
まずはこの記事の最初に掲載したものから。
このポーズは電撃ホビーウェブの漫画で出ていたポージングです。ちょっとアトランジャーの関節が硬いけど(笑)
背景にロボがいると白一色でも映えますな(笑)
アトリの全高は14cmほどなので、FAガールより小さくメガミデバイスと同等からわずかに大きいサイズです。
対してアトランジャーは17cmあるのでMGより少し小さい程度です。
2体並べた時のバランスはちょうどいいかなぁという感じ。設定上のアトランジャーはもっとでかいと思うけど。
ぜひともここは2体カッコよく仕上げて並べてあげたいところですね。
アオシマの底力を感じる良キット
ということでアオシマ 合体 アトランジャーのレビューでした。
フルメタルパニックのレーバテインあたりから急激にキットの完成度を高めてきたアオシマですが(設計はちがうところだけど)、今回のアトランジャーも中々の出来でした。
初めてのガールプラモは基本的にコトブキヤをおすすめしていましたが、このアトランジャーも中々楽しめるのでおすすめですよ。
製作レビュー記事一覧はこちら
この記事から各製作記事にアクセスできます。
今回作製しているキット
カラーバリエーションキットもあります。作りは変わらないので基本的にこのキットの製作記が適応できますよ。