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お手軽でリアルなカーモデルのシャーシの作り方

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目次

シャーシの組み立て

部品がそろいましたのでシャーシを組んでいきます。

2液エポキシ接着剤でガッチリ固定

塗装したパーツは模型用接着剤(プラセメント)では塗装が溶けるので接着しにくく、瞬間接着剤は乾燥が早すぎて組みにくかったり白化して見栄えが悪くなってしまったりします。

そのため塗装後のパーツは2液エポキシ接着剤がおすすめです。

僕が普段使っているのは上記のWAVEの瞬間エポキシ接着剤です。

この接着剤は混ぜて即硬化が始まる上、エポキシ接着剤にありがちな糸引きなどが一切ないため塗装後の組み立てにベストな接着剤です。接着力も強く黄変もしにくいのでスケールモデルからキャラクターモデルまでおすすめの接着剤です。

練ったエポキシ接着剤をダボに塗布したらパーツを乗せます。

2分硬化なのであまりもたもたしていられませんが、少し硬化が始まったくらいでムニュっと押し付けるとパーツがポロリしにくいですし位置決めもしやすいです。

はみ出した場合は完全硬化する前にエナメル溶剤を含ませた綿棒などで拭き取ってあげると綺麗になります。

サスアームなどの組み立て

サスアームやブレーキ系のパーツはシャーシに組み込む前に組み立てを行うことが多いです。

ディスクブレーキとナックルは2液エポキシ接着剤や塗装面を剥がして模型用接着剤を塗布してガッチリとくみ上げましょう。

ナックルの組み立てに瞬間接着剤はおすすめしません!

瞬間接着剤は衝撃や横方向(スラスト方向)からの負荷に弱く、接着面からパカっと割れてしまうことがあり、ホイールや車体からの負担を受けやすいブレーキやナックルの接着には向きません。

ポリキャップを入れる必要のあるキットの場合は入れ忘れないようにしてくださいね。

ということでサスアームもできあがりました。少ないパーツ点数なのにくみ上げるとなかなかの精密感。ワクワクしますね。

サスアームも2液エポキシ接着剤でガッチリ接着。

精度よく接着したい場合は写真のように接着剤が硬化するまでマスキングテープなどでパーツを押さえておくと綺麗に仕上がります。

リアサスアームも同様に接着。こちらも部品は少ないですがスタビライザーや大型のスプリングシートなど見える部分はしっかりと再現されています。

マフラーの塗装と組み立て

最後にシャーシ裏で一番見栄えアップに繋がるマフラーを塗っていきましょう。

マフラーを塗装する場合の資料ですが、今回のZ34のような市販車だとヤフオクに純正外しの実物が出品されていたりするのでそれを参考にするのが一番です。

かず

ヤフオクは模型資料の宝庫です(笑)

ベースのシルバーを塗装

塗装レシピ
  • 下地:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック
  • 塗装色:クレオス スーパーファインシルバー2

最初に黒下地からベースのシルバーを塗装します。クレオスのスーパーファインシルバー2は輝きが強く焼けが入り始めたステンレスマフラーの質感としてもグッドです。

焼け色の塗装

クリアーカラーを使ってマフラーをじっくり焼いていきましょう。

STEP1:クリアーオレンジ

塗装レシピ
  • ガイア クリアーオレンジ

パイプの継ぎ目やカーブのある位置は高熱の排気ガスが接触し焼け色が付く部分なのでクリアーオレンジで焼き色を付けます。

STEP2:クリアーパープル

塗装レシピ
  • ガイア クリアーパープル

クリアーオレンジのに重ねるようにしてクリアーパープルを吹き焼け色を広げます。

クリアーオレンジもそうですがクリアーパープルも主張の強い色なので濃く吹きすぎないようにしましょう。

STEP3:セミグロスブラック(シャバシャバ)

塗装レシピ
  • ガイア セミグロスブラック(5倍くらいにシャバシャバに希釈)

最後にセミグロスブラックをシャバシャバに希釈したものを全体にふわっと吹き付けて黒々と焼けた姿を再現します。

エンジン側は特に高熱にさらされ真っ黒に焼けるので、先ほど塗ったクリアーカラーが見えつつも黒く焼けているくらいを狙って色を重ねてください。

セミグロスブラックなので吹きすぎたり希釈が濃すぎると普通の黒塗装になってしまうので気を付けてください。

トップコート

塗装レシピ
  • ガイア セミグロスクリアープレミアム

マフラーの焼け色塗装においてクリアーカラー塗りっぱなしでフィニッシュする人が多いですが、実車の焼けた鉄マフラーはツヤがないかあっても鈍い感じに仕上がっていることが多いです。

そのため焼け塗装の最後はセミグロスクリアーでトップコートするのがおすすめ。わざとらしいクリアーカラーの光沢もなくなり落ち着いた焼け色に仕上がります。

僕はたまに光沢と艶消しのトップコートをグラデーションしてツヤ感にムラを出しりすることもあります。

これにてマフラー塗装完了。しっかり焼け色のついたマフラーがあるだけでカーモデルの仕上がりが高まります。

マフラーの組み立て

塗装したマフラーは先ほどの足回りと同様にWAVEの2液エポキシ接着剤でガッチリと固定します。

マフラーカッターも付属しているので角度に注意して接着しましょう。

シャーシの完成!

と、いうわけでシャーシが完成しました!

どうでしょう?シャーシを黒塗装でお手軽にした割にはリアルに仕上がっていると思いませんか?

ミッション周りのウォッシングやマフラーの焼け色塗装がしっかりしていると見栄えがぐんとアップします!

シャーシ側のマフラーの塗分けもさぼってますが、言わなきゃ違和感もないと思います(ほんとに?)。

楽しく作ることに重きを置きましょう~!

今回のおススメアイテム

スケールモデルの組み立てに便利なWAVEの2液エポキシ接着剤がおすすめアイテム!混ぜたり塗布したりするのには100円均一の竹串を使いましょう!

次回は内装組み立て編!

次回はシートやダッシュボードなどの内装を作っていきます!

製作Howto記事一覧はこちら

この記事から各製作記事にアクセスできます。

今回作製しているキット

今回はタミヤのフェアレディZ ヘリテージエディションを作っています。お値段も控えめで組みやすくておすすめです。

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