来る2019年1月12日、八王子で開催された「八王子模型展示会(八展)」にフレームアームズガール(FAガール)の企画卓メンバーとして参加してきました。
企画名は「インフィニティ∞ガールズ」通称「無限卓」。
Twitterを中心に界隈を賑わす人気ガール系モデラーさん7名+ガール素人の僕の計8人で、作品を作って展示しようというモノです。
なぜかガールの経験が2体しかないワイが部品最多のフレズヴェルク担当になりましたw
担当割の際に「キット箱出しでMSGなどの改造パーツ使用不可」「組み換えで独自武装もしくは乗り物の製作」「塗装は自由」「基本工作重視」という制限を与えられました。
はたしてうまく仕上がったのか!?
完成!フレズヴェルク ドラゴンライダー
与えられたルールを最大限に理解してオリジナル武装形態で作成しました。
その名もフレズヴェルク ドラゴンライダー!
武装類を組み替えてワイバーンのような支援メカを製作。
フレズ本体は服装をオリジナルカラーにしています。
キットの箱の中のものしか使っていません。
ちょっと騎士っぽい雰囲気にしているのもポイントです。
フレズヴェルク素体
フレズ単体の紹介です。
フレズの素体はスジボリの彫りなおしと追加でディティールアップ。
各部の凹ライン部をオレンジゴールドで塗ることでサイコフレーム露出のような感じにしています。
ベリルショットランチャーの逆手持ちがカッコいいです。なぜ1本しかないかというと「製作中に1本ぶっ壊したから」という素敵な理由(笑)
ベリルショットランチャーが1本になってしまったので左腕は武装腕に変更。武装パーツを追加することで籠手のようにしています。武装腕のホワイトストライプは塗り分けで再現。
こちらは短いブレード武装状態。
フレズは素立ちがカッコいいのであまりポージングはしていませんが、関節クリアランスはバチバチに調節してあるので、全塗装なのにかなりスムーズにポージングできるようにしています。
髪の毛はみるきぃぱすてるのブルーVer(↓)のアクアグリーンとホワイトで調色し、白サフ立ち上げでグラデーション塗装しています。
↑良い色なんだがメンズには買いにくいパッケージである。そしてクレオスはたまに謎のオリジナル萌えキャラを作る。
グラデ塗装するとグッと雰囲気が増しますねぇ。
髪の毛はスジボリして立体感を出し、先端をヤスリでさらにシャープに調整しています。
切れてるヤスリの新品を使えばかなり作業しやすいです。
お肌は白サフで塗装した後にシャドウフレッシュで影を書き、その後ノーツフレッシュ+クリアーを1:1で調色したクリアーフレッシュでグラデ+オーバーコートする、ガレキのサフレス塗装の真似事のような仕上げ方で塗っています。
ガール作って楽しいのは、このお肌の塗装ですね~。
トップコートはお肌も武装もクレオスのスーパースムースクリアーを使用しています。
服装は組み立てている当初から「かわいいけどなんでスク水なんだ…」と思っていたので、塗り分けでボディスーツのようにしています。
ニュートラルグレーVにMSブルーZ系などを混ぜて作ったナス紺ブルーでベース塗装し、マスキングしてからウォームホワイトで腹部を塗り分けました。
おなかの造形に気合が入っているので、ホワイトは元のブルーを残しつつグラデ塗装して立体感を出しています。
各部の凹モールドに入っているゴールドラインはクレオスのスーパーゴールドの上にガイアのクリアーオレンジを重ねてオレンジゴールドに。塗装後にマスキングして本体色を塗っています。
ゴールド塗装後の白塗装はオレンジ成分の染み出しに苦労しました…
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支援メカ ワイバーン
支援メカワイバーンも完全武装組み換えオンリー。箱の中身以外使用しておりませんので皆様のフレズでも再現可能です。
一部目立つ肉抜き穴は埋めましたが、それもランナータグでやっています(笑)
顔の部分になっている武装パーツを見たときに、「コレゾイドみたいだな~」と思ったのが始まりです。
武装パーツはすべて使ったわけではなく、一部使用していないものもあります。
ちゃんとワイバーン(翼竜)になっているかと思います。
後ハメ加工を駆使して合わせ目はすべて処理、クリアーパーツはすべてシャープ化して研ぎ出し。
ハセガワのセラミックコンパウンドとコーティングポリマーはガールのクリアーパーツの仕上げにももってこいです。
装甲パープル部はみるきぃパステルとメカサフベースで調色、内部フレームはメカサフとマホガニーサフベースで調色して塗装しています。
発色の都合と面倒くさいという理由で今回の作品はグレーサフによる下地作りは一切していません。サフレスもしくはサフままで塗っています。
ドラゴンライダーたるゆえん
作品タイトルがドラゴンライダーとなっている理由ですが
乗れるんです!
これでオリジナル武装&組み換え乗り物の条件も達成!
なかなかいい感じ。
ワイバーンのアイデアのほうが先にできていたのですが、アオシマのVFガールを見て「こいつにも乗せられないかなぁ」と思い乗れるようにしてみました。
ポージングしてて「半端なく体幹が要求されそうなメカだなw」と思いましたw
案外色々なポージングができます。
コーナリング(?)も思いのまま。
後ろ姿。さりげなく背中にスジボリを入れています。おしりも謎の気合で塗装wガールは愛で作りましょ。
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製作中の画像
せっかくなのでドラゴンライダー誕生の写真を一部のせておきます。
素組みで案を考えていた時
この時は首に吊り輪のようなパーツを作ってフレズが持てるようにしていました。
ワイバーンの考案中
組み換え遊びは久々で楽しかったです。この時は左腕の籠手につかった武装パーツが脚についています。
本体仮組段階
作者本人は元のフレズとそんなに変わってないよな…と思っていたのですが、こうして見ると全然違いますね。
塗装中
オリジナルの塗装をする時、僕は基本的に行き当たりばったりで塗り分けしています。
なのでなんか違うな~と思った時はクレオスのラッカーシンナーで拭き取ってはがしたりすることも。
模型も化粧が命です。
いつも肌を塗っているときは、ほんとに可愛くなるのかな~と不安でしょうがないw
ウェザリングマスターで頬にピングを入れるとグッと可愛くなるのでお化粧って恐ろしいですね(笑)
頬の赤みには上記のウェザリングマスターHにセットされている「ピーチ」の使用がおすすめです。
作ってよかったです。
正直難産でしたが自分のガール製作スキルは結構向上した気がします。
フレズ自体はアニメでは結構ヘイト貯めてましたが(笑)キットは出来もすばらしくカワイイのでオススメです。
笑顔系フェイスやさらなるゴテ盛り感が欲しい方は下のアーテルもオススメ!(もっと部品数多いですw)
たまに50%近い値引きがされるラピッドレイダー付きもあります!
最新キットとしてビキニアーマーVerも発売されました。こちらは武装少なめでちょっと大人なフレズが楽しめます!
後ハメ加工をまとめました
フレズは塗装がかなり大変なので、今回の製作では後ハメ加工を連発しました。
それらもまとめて記事にしましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。