今回は付属の「プラ製ABCマント」の造形が素晴らしく、塗りたくなってしょうがなくなりましたのでABCマントの塗装と、各部の簡単な改修を進めます。
ではまずはABCマントから。
ABCマントの表面処理
ABCマントの表面処理とKPS
RGクロスボーン・ガンダムX1のABCマントは最近のガンプラではもはやスタンダードとなったKPS製なので、通常のプラと同様に塗装が可能です。
強化(K)ポリスチレン(PS)というバンダイオリジナルの新素材。
通常の部品に使われているポリスチレン(スチロール樹脂:PS)に比べて柔らかく粘りがあるため、関節など保持力や耐久性が求められる部品に良く使われている。
あくまでスチロール樹脂のためプラセメントで接着したり模型用塗料で塗装が可能。
ABSのように模型用溶剤に侵されて割れることもない反面、その柔らかさから部品が凹みやすかったり、ケバ立ってヤスリがけが難しかったり、意外に嫌っているモデラーも多い(笑)
KPSは先ほどのうんちくどおりケバ立ちやすいので、頑張ってヤスリがけします。
曲面しかないので神ヤスの使用がおススメです。
上の3種類セットで#600~#800で磨き込みました。
改修します!
といっても出来が良すぎていじるところがないんですね~w
定番のところだけやりますか。
ブレードアンテナのシャープ化
当初のRGキットの異様にシャープなアンテナに比べて、最近RGはちょっと優しめのアンテナ形状です。ヤスリがいがありますねw
ヤスリスティックでガッツリ削り込んでシャープ化。
シャープ化の作業はヤスリスティックのような柔らかいヤスリの方が追い込めますよ。
両方シャープ化しました。もうギュインギュインです。
クロスボーンはこれだけやっておけば十分って感じですね。
というかRG全般これだけやっておけばOK
折角なのでオリジナリティ的改修を
ダメージ加工を入れます
クロスボーンはそもそも近接格闘主体のMSですし、マンガでも戦闘と修理、改修を繰り返されています。
最終的にABCマントも物資不足で提供されなくなったことからも、クロスボーンバンガードの機体運用は厳しいものだったと予想し、各部にダメージを施してみました。
各部に損傷や被弾痕はあるものの修正や再塗装などメンテナンスはしっかりしているよ。という感じで仕上げていこうと思います。
各部のダメージは電動ルーター1本で施工可能です。
僕はAmazonで売っている格安のルータで作業しています。最近USB充電タイプが発売されてもっと便利になっているようです↓。
付属のビットでちょんちょんしてあげればダメージ加工できます。
ルーターだけだとバリが残りますので、大きく出たエグれはヤスリで修正します
次回は塗装編
改造はシンプルに済ませたので、塗装はこだわっていきますよ。