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タミヤ 1/12 ヤマハ YZF-R1M 製作記11【カーボンデカール貼りとカウルの仕上げ】

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前回の記事でカウルの塗装が完了しました。

今回はYZF-R1Mのキモであるカーボンデカール貼りとカウルの仕上げを行い、完成状態まで持っていこうと思います!

目次

カーボンデカール貼り

YZF-R1Mのカウルは一部がカーボン地となっておりますが、キットにはカーボンデカールが含まれておりません。

ここはスケールモデル用のオプションパーツメーカーさんが出しているディティールアップ品がオススメ。一発社外パーツに頼って楽をしてしまいましょう(笑)

R1M用のおすすめカーボンデカール:Acu・Stion製デカール

僕のイチオシはAcu・stion(アクステオン)さんのカーボンデカール。

Acu・Stion タミヤ 1/12 ヤマハ YZF-R1M用 フルカーボンデカール
Acu・Stion / アクステオン

このカーボンデカールはこれまでの社外品にありがちな貼りにくさや弱さが一切なく、タミヤのカルトグラフ製カーボンデカールと全く同じ品質と貼り心地の上、カーボンの網目ピッチが実車に近い細かさで雰囲気も抜群!大変オススメです。

キットの解説はこちらのデカール使用を前提に進めていきます!

が、こちらのデカールは2021年現在入手性が非常に悪くなっていますので、これから買われる方は下記のSTUIDO27製のほうがいいかと思います。

R1M用のおすすめカーボンデカール:STUDIO27製デカール

オートモデラー御用達のSTUDIO27からもカーボンデカールが発売されており、こちらは先ほどのAcu・Stion製のもよりお値段が安く流通性が良いです。

使用しなかったので貼り心地は不明ですが、マフラーカバーやアンダーカウルなどオプションパーツでカーボン製にできる部分まできっちりデカールが含まれているお得セットです。

デカールを貼ります

貼っていきますよ!マークソフターとデカールのりの準備も忘れずに!

どのデカールも貼るのが難しそうですが、まずはフロントフェンダーから貼ってみます。

果たして馴染ませられるのか…!?

切り出したデカールをフェンダーの上にのせます。

キットに合わせてカットされているデカールとはいえこの曲率は厳しそう…

平筆を使ってデカールの中心部から外側に向かって根気よく水を抜き馴染ませていきます。

コツは平筆を使うこと!綿棒は引っ付いてズレることが多いのでオススメしません。平筆は安いものでOKです。

一応ソフターも使いますが、シワになると修復不能なのでどうしても必要な部分や折り返し部分などにだけ使用します。

ドヤァ

数時間の格闘の末なんとかきれいに貼れました。

フフフ…シワはほとんどありませんよ!これは平筆を使わないと絶対できません。

どうしてもシワが出る!という場合は完成後に見えにくい場所にシワを寄せて、あとからトップコートと研ぎ出しで段差を消せば何とかなります。

引き続きアッパーカウルとサイドカウルにも貼っていきます。

かず

1パーツ1、2時間使って丁寧に貼ればなんてことはないですよ…(白目)

Acu・stuionのデカールにはリアフェンダーのカーボンデカールも含まれていますが、今回は使用していません。

サイドカウル同士の接合面をなじませるのは難しそう…と思いましたが平筆とソフターを使用すれば割とすんなり馴染んでくれました。

こういう細かい部分をなじませているとデカールが引っ張られてズレてしまい大惨事になることがありますが、そういう時はある程度デカールの位置が決まった段階でドライヤーをかけ、デカール内側の水分を軽く抜いてあげるとズレなくなりますよ(炙りすぎ注意!)

たまにデカール貼りコツはありますか?と聞かれますが、ここぞという場所でしかソフターは使わない。平筆を使う。いいデカールを使う。時間をかけて根気よく貼る。あとは練習あるのみ。これくらいしかありませんね…。

大したアドバイスではなくてすみません(笑)

デカールが貼れたら次の工程のラインデカール貼りの際に、カーボンデカールがズレないようにするため、1~2日じっくり乾燥させて定着させておきましょう。

かず

食器乾燥機にぶち込んでおくと楽です

キット付属のデカール貼り

カーボンデカールが乾燥したら次はキット付属のラインデカールを貼ります。

こちらは黒とシルバーの境目にラインデカールをそわせるように貼るだけなので難しいことはありません。

ラインデカールよりもタンクカバーにヤマハの音叉マークを貼るのが一番難しいです(笑)

このラインデカールを貼ったあとも1日ほど乾燥させ水を抜きます。乾燥したらデカールのりなどが斑点になって残っていることがありますが、その場合はマークソフターを含ませたキムワイプなどで拭き取ればキレイに消すことができます。

斑点を拭き上げてキレイになりました。

デカールが完全乾燥していればソフターで拭いてもデカールが縮んだり割れたりはしませんが、ソフターが付着したまま表面を触ると指紋がついたりしますので付着したソフターはすぐに拭き取りましょう。

クリアーコート

研ぎ出しのためにパーツをクリアーコートします。

塗装レシピ
  • ガイア Exクリアー 2倍希釈程度で4コート

厚くて硬い塗膜を作るためにクリアーは濃いめに希釈して吹き付けます。

色んなクリアー塗料がありますが、僕は手に入りにくい塗料は買わない主義なので入手性と性能がベストバランスのExクリアー一択です。

クリアーをたっぷり吹き付けたら今度は2~3日ほど乾燥機に入れっぱなしにして完全乾燥させます。

研ぎ出し

乾燥したらクリアーを研ぎ出します。

研ぎ出しの順序

ラプロス4000 → ラプロス6000 → ラプロス8000 → ハセガワセラミックコンパウンド

研ぎ出しの順序は上記のような感じでやっています。

以前の研ぎ出し作業はたくさんの研磨シートやコンパウンド、シャビシャビクリアーなどのテクを使用していましたが、今ではラプロスとセラミックコンパウンドしか使っていません。

その分各工程の番手が上がるほど磨きに時間をかけ、前の番手でついた磨き傷が消えるまで磨くようにしています。

ピカピカです!

フェンダーもご覧の通り!

自分の顔が映り込みそうです。

上の写真のように研ぎ出したパーツに自分の机の照明がぴしっと一直線上に映り込むことを、僕は「レーザービーム」と呼んでいます(笑)

れれーれ

ツヤツヤです。本物のグロス仕上げカーボンのような質感になりました。

サイドカウルも同じように磨きます。

ピカっと美しく仕上がりました。

アッパーカウルとタンクの部分もバッチリですね。

しっかり研げたので最後の仕上げに入ります。

本体の仕上げ

仕上げ①:カウルの裏打ち塗装

カウル裏をエナメル塗料で塗りつぶして裏面を仕上げます。

塗装レシピ
  • タミヤ エナメルジャーマングレー(60%)+エナメルフラットブラック(40%)をエアブラシ吹き

エナメルで裏打ち塗装をする理由は裏打ち塗料が表に回っても溶剤やコンパウンドで簡単に拭き取れるからです。

そのため塗装する際も表面のマスキングは面倒なので一切しません(笑)

裏打ち塗装が完了したらエナメル溶剤を含ませたキムワイプで表面にはみ出した部分を拭き取り、再度セラミックコンパウンドで軽く磨いてあげればキレイになります。

サイドカバー、タンクの仕上げ

サイドカバーの光沢ブラックも綺麗に研ぎ出し、サイドカバーのインナーと接着。

タンクやリアシートにもパッドの部品を貼って完成です。

写真撮ってないのですが、燃料コック(A14)も塗装して貼りましたよ。

フロントフェンダー、アッパーカウルの仕上げ

塗装レシピ
  • フロントフェンダーリベット:下地 タミヤ エナメルブラック筆塗り → メッキシルバーNEXT 筆塗り
  • アッパーカウルのスクリーン暗部:マスキングしてセミグロスブラックを裏側からグラデ塗装

フロントフェンダーのリベットは奥まっていて金属部品にできませんのでメッキシルバーNEXTで金属パーツっぽくしています。

アッパーカウルは定番のアドラーズネストのリベットヘッドからLをチョイスして取り付けました。

サイドカウルの仕上げ

サイドカウルの下側は純正のマフラーカバーと同様のツヤのない樹脂素材(おそらくクルマのバンパーのようなもの)なのでマットな質感で仕上げます。

塗装レシピ
  • サイドカウル下側の塗装:ガイア サーフェイサー エヴォ ブラック
  • サイドカウル下側のリベット:下地 タミヤ エナメル ブラック 筆塗り → メッキシルバーNEXT 筆塗り

サイドカウル下側の塗装をする時、マスキングテープでカーボンデカールが持っていかれると悲しいどころではすまないので、マスキングする際はテープを一度手のひらや腕に貼り付けて粘着力を弱めてから作業すると安心です。

これにてすべてのパーツが揃いました!

組み付ければ完成です!

この瞬間が最高ですね!各カウルはいつも通りモデリングワックスで仕上げています。

完成レビューはこちら!

写真たっぷりでキットの魅力をご紹介!

製作レビュー記事一覧はこちら

この記事から各製作記事にアクセスできます。

今回作っているキットはこちら!

完成品も販売されてます!

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