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タミヤ 1/12 CBR1000RR-R 製作記【カウルの仕上げと完成】

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前回の記事でカウルの塗装とデカールを貼り研ぎ出しまでおこないました。

テロテロ!

今回はこのカウルを仕上げてCBRを完成させます。

かず

感動のクライマックス回です

目次

ドライカーボン外装の製作

お知らせ

この工程は真面目に解説すると超長いので、カーボンデカール貼りだけの記事をまとめる予定です。

かず

そのため今回は簡単に解説!

フロントフェンダーとハガー(リアフェンダー)は車体の組み立て時にカーボンデカールを貼りましたが、外装部もカーボンが残っています。

上の写真のタンク前にあるエアボックスカバーとアンダーカウルの2箇所ですね。

頑張ってカーボンデカールを貼ってみましょう。

カーボンデカール貼り

いつも通り最初に黒塗装をしてからタミヤのカーボンスライドーマーク平織極細を貼っていきます。

でもって結果をドーン!

地獄を見た気がする

貼れました…

エアボックスカバーのデカール分割数は9分割で作業時間は5時間。

アンダーカウルのデカール分割数30以上、作業時間は13時間。

平日と休みを使って飯も食わずに死ぬ気で作業。

かず

これ既婚だったら絶対家庭崩壊してると思うw

僕みたいな独身野郎は置いといて、皆さんは家庭第一で模型してくださいね(笑)

アンダーカウルは実車でも2分割なのでちゃんとデカールを貼り分けています。

継ぎ目が分かりますか?

側面は無理せずデカールを分割しました。

編み目さえそろっていれば分割してもキレイに仕上げられます。

ちなみにダラダラ作っているうちに専用のカーボンデカールが俺たちのStudio27から発売されてしまいました(´;ω;`)

こちらのセットはドライカーボン外装仕様にするためのデカールフルセットに加え、ホイール用のストライプデカールにカーボンタンクパッドまで付いてくるのでまさに至れり尽くせり。

かず

ひどいよStuido27いつもありがとう(錯乱)

デカールの研ぎ出し

塗装レシピ
  • ガイア Exクリアー

濃いめに溶いたExクリアーをこれでもかとドボドボに塗装して研ぎ出しに備えます。

ラプロスの4000番と6000番を使って段差を削ります。

かず

結構キレイに消せるでしょ?

全体をしっかり磨いて段差を消したらつや消しコートをしてあげます。

塗装レシピ
  • クレオス スパースムースクリアー

つや消しも少し濃いめの希釈にするのがコツです。

できました!

むほほ

これはもう…

継ぎ目が分かりますか?

本物のドライカーボンや…

着実にカーボン職人の道を歩んでいる気がしますが、もうカーボンは貼りたくない(毎回言ってる)

組み合わせるとニヤニヤしちゃいます(笑)

こんなのカッコいいにきまってる(笑)

カウルの仕上げ

これまで製作してきたカウルに小物パーツを取り付けて完成させていきます。

あと少しですが、ここで気を抜かずに丁寧に作業していきましょう!

タンクの仕上げ

まずフューエルキャップを塗装します。

塗装レシピ
  • 下地:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック
  • キャップ外周部:ガイア ダークステンレスシルバー → トップコート ガイア プレミアムセミグロスクリアー
  • キャップ中央部:タミヤ ラッカー メタリックグレイ

キャップのマスキングはテープを一度全体に貼ってから新品ナイフでスジボリに沿ってカットするとキレイにできます。

キラキラのタンクにツヤのないキャップ…このコントラストが良いですね。

キャップを接着して完成。

位置決めのダボがあるので、いったんはめ込んで裏側からダボに瞬着を塗ってやるとキレイに貼れます。

タンク前面にあるリベット状のモールドは実車だと黒なので黒サフ筆塗りで塗装しておきました。

カーボンエアボックスカバーの仕上げ

エアボックスカバーにはホンダのウイングエンブレムが貼られています。

これぞハイエンドの証!

塗装レシピ
  • 下地:ガイア Exブラック
  • 塗装色:タミヤ ラッカー スパークリングシルバー

まずは指示通りタミヤラッカーのスパークリングシルバーを塗装。

この塗料めっちゃイイですよ。

これまでと同じラッカー塗料の強さを維持しつつ、限りなくメッキに近い光沢感のシルバーが得られます。

かず

プレミアムミラークロームが少しくすんだ質感に似てます

シルバー自体の明るさも非常に明るいのでボルト塗装にもピッタリ。

バイクモデラーなら持っておきたい一本ですね!

乾燥したらデカールを貼ります。

塗装レシピ
  • トップコート:ガイア Exクリアー(シャバシャバ)

デカールが乾いたらクリアーコートしますが、これほどまでに小さいパーツは研ぎ出しする必要もなく研ぐのも面倒なので薄めに希釈したクリアーを拭きっぱなしで仕上げました。

角度が大事

エアボックスカバーにウィングエンブレムを貼り付けます。

カラーのデカール貼り解説紙を見ると良く分かりますが、ウイングエンブレムはHONDAの文字が少しナナメに傾く角度が正解です。

接着ははみ出しても簡単に拭けて接着時間もあるセメダインハイグレード模型用を使用しました。

かず

こんなところで接着ミスしたら泣けますからね(笑)

カーボンデカールを貼った場合デカールとクリアーの厚みでエンブレムが浮きがちなのでヤスリを受かって裏側を削り薄くしてから貼りました。

カーボンとエンブレムのコントラストがたまらんです。

塗装レシピ
  • ボルト部:タミヤ ラッカー スパークリングシルバー 筆塗り

ボルトは先ほどおすすめしたスパークリングシルバーを筆塗りしてみました。

この質感素晴らしいですね。

タミヤのラッカーは買った時からシャバシャバ気味なので筆塗り塗装しやすいのもメリットです。顔料ケチってると言ってはいけない

サイドカバーの仕上げ

サイドカバーはアドラーズネストのリベットヘッドS(頭部径0.6mm)を貼り付け。

リベットSはこのキットで大量に使いましたのでひとつ買っておくと良いですよ。

リベットが見えますか?

リベットを貼る時は竹串などの先端に両面テープを巻き付けて拾うと作業やすいです。

この方法だとリベットの取り付け軸の先端に接着剤を塗るのも容易です。

ピンセットだと跳ねてしまって高いリベットをふっ飛ばすことがあるのでおすすめしません(笑)

リベット貼り用の接着剤はWAVEの瞬間接着剤高強度を使用しました。

ニーパッドの塗装

ニーパッドは網目模様のデカールが入っていますが、貼り付けてトップコートしたら網目が見えなくなってしまったので塗装する事にしました(とほほ)

塗装レシピ
  • 下地:ガイア ジャーマングレー
  • 上塗り:メッシュを当ててガイア サーフェイサーエヴォ ブラック
  • トップコート:クレオス スーパースムースクリアー

最初にジャーマングレーを吹き付けた後上の写真のように適当なメッシュを当てて黒サフを吹き編み目を付けます。

後でアップが出てきますがいい感じの質感になりましたよ。

シートの仕上げ

塗装レシピ
  • 座面側:クレオス サーフェイサー1500 + ガイア ジャーマングレー 原液で吹き付け
  • 背面側:ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック

実車のシートは座面側が生地感のあるザラザラ素材で背面側は貼り革のようなツヤのある質感となっていますので、それっぽく仕上がるように塗装してみました。

資料を確認したところ日光下で撮られたシートは座面が生地素材の反射により少しグレー味ががって見えたため、ガイアの黒サフよりツヤ感のないクレオスの黒サフにジャーマングレーを少し混ぜてグレー感を付与しています。

さらにシートの生地感を出すためフレームの塗装でも行った原液吹き付けザラザラ塗装で梨地に仕上げています。

タンデムシートの素材は座面側と同じ生地感のある素材です。

背面側のシートをシングルシートカウルに貼り付ければ完成。

ここは接着剤がはみ出すと非常にダサくなりますので、WAVEのエポキシ樹脂をシート内に盛り付けて接着しておきました。

アッパーカウルの仕上げ

最初にアッパーカウル内部パーツの塗装をしておきます。

塗装レシピ
  • 塗装色:ガイア ジャーマングレー
  • トップコート:クレオススーパースムースクリアー

同じ色なので一緒にサイドカウルに取り付ける羽パーツも塗装しておきます。

アッパーカウルは少ない部品点数ながら良く考えられた構造でスクリーンの取り付けが可能です。

アドラーズネストのリベットヘッドSを6箇所打ち込み各パーツを組み込みます。

リベットの軸がカウルの厚みより長いとスクリーンが干渉して隙間ができるのでご注意を!

レーシング仕様のカウルもうまい具合に決まってくれました。

サイドカウルの仕上げ

サイドカウルはアドラーズネストのリベットヘッドSを取り付け。

これは罪深いぞオレ

サイドカウルにはウィングパーツを取り付けますが、青の塗装が納得いかず重ね塗りを続けたせいで塗膜が厚くなってしまいパーツが入りません。

ここは最初にちょっとクリアランス調整をしておけばよかったなぁ…と反省しつつ裏側からナイフで塗装を削りました。

表面から削ると塗装が欠けた時に丸見えになるため、削る際は必ず裏側からやりましょう!

削った後目立たないでしょ?

ということで調整して羽の取り付けも完了。

なんとか削った場所も分からないように仕上げられました。

この部品は接着する必要がありますが、前述の通り僕が塗った塗膜の厚いパーツは接着しなくてもガッチリ取り付けられました(というか一度付けたら外せないくらい硬いw)

カーボンアンダーカウルの仕上げ

アンダーカウルはデカール貼りの邪魔になるので削っておいたリベットモールドをプラ材から製作し復活させます。

塗装レシピ
  • ガイア サーフェイサーエヴォ ブラック

アンダーカウル側面の3連リベットはアドラーズネストのSサイズを使用し

カウル後端の少し大きめのリベットはアドラーズネストのブラインドリベットSS(頭径1mm)を使用しました。

ブラインドリベットヘッドは通常のリベットヘッドと違い頭に窪みがあり、六角レンチで取り付けるキャップなどの再現に向いています。

最終組み立て

後は組むだけです。

やっと部品がすべてそろいました…長かったです。

SNSで毎日のように製作記を投稿していましたが、完成まで3カ月もかかってしまいました(笑)

タンクとサイドカバーの取り付け

最初にタンクを取り付けます。

かず

えっ!この頑張った配線もう見えないの!?

見えません。

サイドカバーを取り付けビス止めします。

デカールのラインが揃っていると気持ちがいいですね。

車体2個組んでおけばよかったなぁ。

ドライカーボンエアボックスカバーをはめ込みます。超かっこいいんですけど…。

シートカウルの取り付け

シートカウルは普通に組むだけ。

精度が高いので安心して組み立ててください。

このシートはいい感じにできた

シートを組み付けました。

座面側の生地のザラザラ感と背面側の貼り革の質感の差が伝わりますかね?

ナンバーステーを固定する開口部は、ナンバーステーB26パーツを加工してフタを作って塞いでおきました。

ニーパッドの取り付け

ニーパッドは取り外せるように両面テープ固定としました。

取説36番で止める1.2×2.5mm丸ビスは隙間から銀色の頭が見えて悪目立ちするので、黒色に塗るのがおすすめです。

カバーを取り付けて完成。

塗装で再現したニーパッドの網目もいい感じに仕上がって良かったです。

アッパーカウルの取り付け

いやこれ本当にカッコいい…

アッパーカウルは差し込むだけで取り付けられます。(接着してはいけません)

このバイクにカウルを付けながら少しづつ中身が隠れていく様子を楽しむのはなんとも言えないはかなさを感じます…

サイドカウル、アンダーカウルの取り付け

これらを組んだら完成です…!!

この頑張ったマフラーや液体が入っているようなタンクの塗装もカウルを付けるともう見れません。

かず

今のうちにベロベロ眺めておきましょう(笑)

サイドカウルをビス止めします。

エンジンブロックにサイドカウルのピンを差し込むのを忘れないように!

そういえばこのキットカウルを留めるビスが全く見えなくてすごいですね。

右サイドカウルもエンジンに差し込むピンがあるので正しくはめ込んでおきましょう。

苦節3カ月…

アンダーカウルを取り付けてCBR1000RR-R FIREBLADE SP ドライカーボン外装 サーキット仕様(長え)ついに完成!

完成レビューはこちら!

カッコ良く写真を撮りましたので是非ご覧ください!このキットホントにカッコいいですよ!

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