HGUCシリーズの水陸両用機にハズレなし!例によってズゴックEも良キット!
今回はちょっといじってカッコよく、かつウェザリングも入れて渋めに作ってみましょう~。
ちょっと古いキットですが出来はすごくいいですよ!
仮組します
できました!(はえーよ)
水陸両用MSはバンダイ社員に猛烈なファンがいるのか、プラモデル的に作りやすいのか分かりませんが、ほんと何を作っても名キットです。
水陸両用にハズレなし!とか言いますものね
部品も少なくてサクサク組み上がります。最近は部品点数も増え気味ですが、これこそHGという感じ。
気を付けるところも特にありません。
しいて言うならこの頃のキットはまだはめ込みがキツいので組み立てに力がいります。
塗装派は仮組の際にしっかりダボを広げたりピンをカットしてバラせるように進めましょう。
という訳で早速工作に入っていきましょう。
バイスクローの肉抜き穴埋めとシャープ化
ズゴックEの爪(バイスクロー)には割と目立つ肉抜き穴があります。
ここは瞬間接着パテで埋めました。
沢山あって面倒ですがしっかり埋めていきましょう。
乾燥が待てない子なので今回はMr.SSPを使用しました。
Mr.SSPは瞬間接着パテとよばれるペースト状の瞬間接着剤です。
すぐに乾燥するのがメリットなのですが、気泡が多くて表面処理にだいぶ苦労しました。
おとなしくエポキシパテで埋める方が無難です。パテ加工が苦手な人はプラ板で蓋をしてもOKですね。
さらにHGらしくかなり丸まった爪の先端が気になったのでシャープ化もしておきました。
シャープ化はプラ板を使って行いました。定番の工作ですね。
写真はサフチェックまで終了した状態です。
まぁ大体一回では成功しないのでサフチェックとヤスリ掛けを繰り返してシャープ化していきます。
肉抜きを埋めた部分にスジボリをしようか迷いましたが、「先端部分のスジボリ部のみがマニピュレーター(小さなものでもつかめる部分)」という前向きな解釈でスジボリはしませんでした。
スジボリが面倒だったなんて言えない
後ハメします
組み立てていて後ハメしておきたいなぁ…と思う箇所が2か所ほどありました。
簡単なのでご紹介します。
スネ装甲の後ハメ
下の画像のこやつを後ハメします。
この部品は挟み込まれているだけなので後ハメ加工で塗装しやすくなりますよ。
まずは下の写真のナイフで差している部分をU欠きしてあげます。
U欠きをする際は手前に向かって斜め下に切り欠いておけば、後ハメパーツ取り付け後に加工部が見えません。
U欠きの後ハメをする際は少し加工してははめ込みを確認し、後ハメ後にゆるゆるにならないよう注意しましょう。
これだけで後ハメ完了です。
肩の後ハメ
肩アーマーも挟み込みなのでそのまま組むと塗装が大変です。合わせ目を残すのもカッコ悪い…
そんな時は下の写真の下側のようにカットしてあげれば合わせ目を消しても取り付け可能です。
カットはエッチングノコギリで決めるとうまくいきます。
ハマればよいのであれば単純にまっすぐ下に切ってあげたら良いのですが、先ほどの写真のようにナナメに切ってあげると一つメリットがあります。
単純なカットだと差し込むだけですが…
斜めカットにより取り付け加工部がずれるおかげで…
腕をはめ込んであげるとその腕が肩パーツのハズレ止めになり、予期せぬタイミングでスポーンと抜けるトラブルが防げます。
これはかなりおすすめの加工です
次回はスジボリと改造編
曲面の多い水陸両用機でシンプルなHGといえばスジボリディティールアップでしょう。
次回はスジボリ追加の他ちょっとしたディティールアップを進めていきます!