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カーモデルの完成度アップに繋がるスジボリの彫り直しとボディ製作のコツ

前回の投稿はカーモデルの表面処理ついでにやりたい窓枠塗装を綺麗にする加工と、ついでに窓枠の塗装方法まで紹介しちゃいました。(記事的には塗装まで解説したほうが方が読みやすいですからね)

今回は引き続きボディメイクと表面処理を進めます。

ここからはじめますよ!
今回の記事で解説すること
  • カーモデルのクオリティを上げるスジボリの彫り直し
  • 塗装前のパーツの合い確認
  • パーツの抜きの都合で欠損しているスジボリの追加
  • 研ぎ出しミスを減らすエッジ処理
  • 見落としがちなパーティングライン、バリの処理
  • 塗装前の準備、掃除
目次

カーモデルのクオリティを上げるスジボリの彫り直し

パネルラインの彫り直し

ドアやボンネット、テールゲートといった開閉部分にはスジボリ(パネルライン)が入っています。

そこをラインチゼルやBMCタガネといったスジボリツールを使って深く彫ってあげます。

昨今のタミヤ製やアオシマ製のプラモデルであれば結構しっかりとした深さのスジボリが入っています(ハセガワとフジミは少し浅め)が、そのスジボリをさらに深く彫りなおしてあげると、塗装後の陰影が強く出るので塗装色によってはパネルラインへのスミ入れが不要なくらい自然な見た目に仕上がります。

ワンポイントアドバイス

スジボリは深く彫りなおすほど良いですが、彫りすぎるとスジボリが貫通してしまいます。

ボディの裏側からライトなどを当てるとスジボリの深さの目安が付きやすくなるので、貫通に注意しつつできるだけ深く彫ってあげましょう!

チゼルや1/24くらいのスケールであれば0.15~0.2mmくらいの刃物を使うのがおすすめです。

ボンネットなどもをしっかりと彫りこみ。ここはラインチゼルの0.15mmを使いました。

バンパーなど別パーツとの境目に生じる隙間の調整

バンパーが分割されているパーツの場合、特にサイド側のパーツの境目にできる隙間が狭くなりがちです。

ここはニードルやラインチゼル廻し彫り用などを使って隙間を広げた後にお好みの太さのチゼルやタガネで彫って自然な太さの隙間になるよう調整してあげれば完成度がグッとあがりますよ!

こういう部分をちゃんと処理しているモデラーさんってあまりいないので、ライバルと差をつけるチャンスでもあります!

一定の太さでないスジボリの修正

上の写真の矢印部を見てください。一定の太さであったスジボリが金型から抜く都合か少し幅狭になっています。

もしかすると実車も同様に少し幅が狭くなっているのかもしれませんが(タミヤの場合取材力が高すぎてありうる)、模型的にみると先細るスジボリはあまりカッコよくないので太さが均一になるよう調整してみましょう。

タガネを使ってスジボリを広げていきます。いきなり太いタガネで彫っても良いですが、無理にタガネを入れるとパーツの変形や脱線してボディを傷つける原因になるのでおすすめしません。

僕はこの作業をするときはスジボリ堂のタガネZEROを使っていますが、最近このタガネも手に入らないのでナイフなどで代用してみてください。

仕上げに新品の紙やすりのカドをスジボリに差し込み、のこぎりをかけるようにヤスって仕上げます。

スジボリの太さが細くなっている部分は深さも浅いことが多いので、先ほど紹介したスジボリの彫り直しも行って深く仕上げておくとなお良しです。

塗装前のパーツの合い確認

Howto1回目の仮組編でも合わせていましたが、バンパーがしっかり接着された今、もう一度パーツを合わせてみてパーツの合いや取り付け方を確認しておきましょう。塗装前なら塗装ハゲを気にしなくていいので好きなだけ確認できます(笑)

テールゲート部のブレーキランプなどくぼみにはめ込む部分は特によく確認しておきたいです。

塗装が厚く乗るとハメることができなくなり、クリアーパーツをヤスリがけして縮める羽目になってしまいます。簡単に収まってボディを傾けると落ちてくるくらいに緩くてもちょうどいいくらいです。

窓パーツも合わせておきましょう。タミヤのキットならここの精度はあまり気にしなくていいですけど。

ここでようやくサイドシルを接着しました。

じっくり観察するとフロントのホイールハウスとサイドシルガーニッシュに微妙な段差が見られました。ここは各パーツが綺麗に繋がって見えるように処理しておきます。

レーサーやエアロ付きの車両などの場合、段差があるのが正解の場合もあります。作業前には実車の写真などを調べておきましょう。

ここはヤスリスティックソフトを使い、ホイールハウスの端面とサイドシルが綺麗に繋がるようにヤスリをかけてあげます。

#600くらいからじっくり初めて#800程度でフィニッシュすればOK。

小さな違和感をしっかり潰していけば完成度アップに繋がりますし、その作業はカーモデルの醍醐味です

パーツの抜きの都合で欠損しているスジボリの追加

ホイールハウスをまたぐバンパーとボディの境目のスジボリをシャーシの裏側から見てみると、スジボリが入っていないことが分かります。

この部分は金型からパーツを抜く都合でスジボリが入れられない部分です。

ナイフを使ってスジボリを入れてあげると、一体成型のバンパーがより別パーツに見えるようになるのでおすすめの工作です。

ちょっとの加工ですが、見た目が良くなるおすすめの工作です。

研ぎ出しミスを減らすエッジ処理

Howto2回目の表面処理編でも触れましたが、研ぎ出し時に失敗しないようにホイールアーチのエッジもスポンジヤスリをかけてわずかに丸めておきます。

実車のホイールアーチを手で触ってもらえばわかりますが、アーチのエッジは板金の曲げが入っていてとても丸いです。プラモデルのエッジは少しシャープすぎるくらいなので僕はホイールアーチの表面、裏面とも軽くヤスリがけしています。

エッジをわずかに丸めるだけで塗装が乗る表面積が増えるのと、吹き付けた塗料が表面張力で溜まりにくくなるので結構おすすめの加工ですよ。(丸めすぎ注意)

見落としがちなパーティングライン、バリの処理

ここまでボディの表面はしっかり磨いてきましたが、よく観察するとまだ作業漏れの箇所があったりしますよ。しっかりと捨てサフが残っている場所を確認してください。

テールライトがハマる部分に太めのパーティングラインがありました。完成すると目立たなさそうな場所ではありますが、クリアーパーツの隙間の原因になるかもしれないので処理しておきます。

こういう狭いところのパーティングライン処理に役立つのが「ファンテックの超硬スクレーパー」という工具。

鋭い三角形の刃物でこそぎ落とすようにパーティングラインが処理でき、先端も細いので奥まった部分や穴状の部分のパーティングライン処理にも便利です。

ホルダーは3mm軸ピンバイスが使えますが、より狭いところに突っ込んで作業したい方には三菱鉛筆の2mmシャーペンユニホルダーが安くて使いやすいので便利です。(ラインチゼルの刃物ホルダーとしても使えます)

塗装前の準備、掃除

さてさて、ここまで作業を進めてボディの下処理が完了しました!

それでは次回は塗装編…と行きたいところですがちょっと待った。

捨てサフを残したまま次の塗装に入ると、サフのある部分とそうでない部分が段差になってしまったり、塗装ムラの原因になってしまったりします。

塗装前に捨てサフを掃除しておきましょう!(これをやっている人って意外といないんですよね)

やり方はとっても簡単で、クレオスのMr.カラーうすめ液をキムワイプなどに含ませてパーツを拭き取ればOKです。

ツールウォッシュやプロユースシンナーなど強い溶剤成分のものはパーツ表面を溶かしてしまうので注意!

かず

安いのでMr.カラーうすめ液が一番おすすめです

ボンネットに残っていた捨てサフも綺麗に落とすことができました。

Mr.カラーうすめ液はプラパーツにも優しく、塗装失敗時の剥離にはペイントリムーバーより使えるので持っていて損はないですよ。

ボディの下処理完成!

これにてボディの表面処理とスジボリの加工など、塗装前の下処理が完了しました!

シンナーで拭き取ったボディはそのまま塗装に入っても大丈夫ですが、拭き取り作業の時に発生した静電気でシンナーが付着することも多いので念のため水洗いしておく方が安心でしょう。

次回はボディの塗装編!

次回はいよいよボディの塗装に入っていきます!(1/1現在記事準備中!)

製作レビュー記事一覧はこちら

この記事から各製作記事にアクセスできます。(現在準備中)

今回作製しているキット

組み立てやすくてお値段も安め、カーモデルの入門にピッタリです。ノーマルZの後期型にも組めます!

おすすめHowto本

合わせて読んで頂きたいカーモデル製作のお勧め本です。作業動画のDVD付き!

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