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いよいよ完成!カーモデルの仕上げと組み立て【部分塗装、接着、クリーニング】

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目次

ボディの仕上げ組み立て

フロントバンパーグリル、フォグランプの組み立て

フロントバンパーのグリルとフォグランプ(多分)は裏側より接着するだけ。精度が良いので助かります。

フォグランプにはメッキ調デカールを貼り込みます。歪みやすいので慎重に貼りましょう。

WAVEの2液エポキシ接着剤でガッチリ固めて各パーツを取付完了。Zのカタチになってきましたね!

WAVEの2液エポキシは乾燥が早いのと糸引きしないため非常に塗布しやすいのがメリット。塗装面を傷めにくいのでカーモデルのボディ組立にぴったりです。

ヘッドライトの取り付け

ヘッドライトは裏側からハウジングのメッキパーツを取り付け、表側からクリアーパーツをはめ込む構造になっています。僕が以前作った1/12カレラGTも同様の構造で、2005年前後のタミヤのキット多く採用されている方式です。

が、この取り付け方、がっつり塗装を厚塗りして研ぎ出しまでやるとクリアーパーツのはめ込みがかなりきつく、下手するとボディの塗装が欠けてしまいそう…。

ここはちょっと方法を変えて、先にオモテ面のクリアーパーツを裏側からセメダインのハイグレード模型用で接着してみました。

ハイグレード模型用接着剤はクリアーパーツを固定しても曇ったり黄変したりしにくい便利な接着剤です。固定力が弱いのが難点ですが塗装面を傷めずに剥がれても簡単に接着剤が取り除けるので一時固定や透明な部品の接着に大変便利なスグレモノ。

そして裏側からハウジングのパーツを固定します。ここはしっかりと糊しろがあるのでガッチリと接着できます。

ハウジングを固定するとオモテ面のクリアーパーツがしっかりと押さえられるので外れることはなくなります。

ちなみに昨今のタミヤ製キットは今回のようにすべて内側からライトパーツを貼る構造に変わっていて、ライトもハウジングもしっかりと糊しろが取られています。カーモデルもちゃんと進化して組み立てやすくなっているんですね。

テールランプ、リアフォグの取り付け

テールランプの取り付け

テールランプは最初に赤いカバーにクリアーのカバーをパチッとはめ込みます。素晴らしい精度です。

赤い方のクリアーパーツは枠が細いので割れないように作業しましょう(仮組の段階で割ってパーツ請求をしたのは内緒)

続いてボディの裏側からメッキパーツを貼り付けます。

先ほどのヘッドライトの時は先にオモテ側のカバーから組みましたが、リアは取り付けしやすそうだったので取説通り組み立てています。

最後に先ほど組んだランプカバーを取り付け。パチッとはめ込むだけで取り付け可能です。

リアフォグの取り付け

リアフォグは裏面からはめ込むだけですが、裏面よりプレミアムミラークロームを塗装して反射できらっと光るようにしておきました。

ガイアのプレミアムミラークロームは裏側から塗装するとリフレクターの反射を簡単に再現できます。

こういうのは昔からシルバーの塗装やミラーフィニッシュなどのメッキ調テープが定番でしたが、ミラークロームは塗装するだけでメッキ調テープ並みに反射するので作業がお手軽に済むのがメリットです。

ナンバープレートの取り付け

ナンバープレートはExホワイトで塗装したのちにデカールを貼り、研ぎ出して段差を消してからつや消しコートを入れる手間をかけた工作を施しています。

ナンバーはなぜか気合入れちゃう。手間かけて作ったナンバーはカーモデルを引き立てます。

プラ製のナンバープレートは塗装前にヤスリで削って厚みを薄くしておくと雰囲気がでます。

窓の組み立て

ワイパーの取り付け

窓パーツにはワイパー部を取り付け。これもガッチリと接着するだけです。ワイパーは2液エポキシなど乾燥時間がある程度ある接着剤を使い、固まるまでに取説や資料を見ながら位置を決めると良いでしょう。

ルームミラーの取り付け

ルームミラーはインレットマークを貼ってミラー部を再現します。完成後はほとんど見えないのにちゃんと部品が付いてきて素晴らしいですね。

インレットマークの貼り方は下記記事を参考にしてみてください。

こちらも2液エポキシでがっちり接着しました。速乾性2液エポキシといえども固まるまでは固定力がほぼないので、2液を混ぜて部品に塗布したら、若干固まるまで待ってから貼り付けるとうまく固定できます。(2分硬化のタイプなら1分ちょい待つ感じです)

ワンポイントアドバイス

ルームミラーは運転席側に少し傾けてあげると乗っている雰囲気がでます。

ただ正面や外から見た時にミラーが傾いて見えるので、シンメトリー感を出したい場合は正面を向けて貼りましょう。

僕は箱車の場合はまっすぐ、内装が見えるオープンカーは傾けることが多いです。

ウィンドウの接着

窓は2液エポキシ接着剤で固定しましたが、乾燥まで時間がかかるので写真のようにマスキングテープで押さえておくと確実です。

僕はマスキングテープを貼ったらそのまま貼りっぱなしで完成させることが多いです。完成後にテープはほぼ見えませんし、脱落防止にもなりますので。

いよいよ完成が近づいてまいりました。

オーナメント、ドアミラー、ドアハンドルの取り付け

オーナメントの取り付け

ボディサイドのZマークは不敗神話のZ(違う)

クリアーパーツを裏側から取り付け、オモテ側からインレットマークを貼れば雰囲気バッチリ。インレットマークはがれやすいのでよく抑えましょう。

ドアミラー、ドアハンドルの取り付け

塗装レシピ
  • 塗装色:ガイア Exブラック
  • トップコート:Exクリアー

ドアミラーは光沢ブラック。いわゆるピアノブラック調なので黒く塗装した後にクリアーコートしました。

こんな小さいパーツは綺麗に研ぎ出すのが難しいのでトップコートは吹きっぱなしです。仕上げの希釈をシャバシャバにして吹けば研ぎ出ししなくてもしっかりとしたツヤが出ますよ。

2液エポキシを使用してドアミラーとドアハンドルを取り付けました。

ボディの完成!

さて、最後にリアワイパーを取り付けてやっとボディが完成~!

磨いたボディにマスキングして部分塗装するときも苦行だぜと言っていましたが、磨いたボディに接着剤を付けてパーツを組むのも苦行ですわ…(笑)

でも出来上がったボディを見たらうれしさもワクワクもひとしおです。

このテンションを維持してシャーシも完成させてしまいましょう。

シャーシの組み立て

内装とシャーシは下記記事でほぼ組みあがっていますのでほぼ組み合わせるだけになります。

ホイールの取り付け

ホイールにタイヤをはめ込みます。なぜかこのタイヤをはめる作業をするときに爆走兄弟レッツ&ゴーの漫画で列兄貴がタイヤをわきの下で温めてたいたことを思い出す(笑)。

ホイールをシャーシに取り付けます。フロントはハブに差し込みますが、リアはそれこそミニ四駆よろしくシャフトに差し込む構造になっています。

昨今のカーモデルはちゃんとリアの足回りを再現してあってシャフト固定のキットは少なくなっていますが、2000年代初期の頃は主流な止め方でした。

スケール感はちょっと損なわれてしまいますが、ドライブシャフトをそれっぽく再現しつつ左右の車輪の高さが均等に揃うので精度が出しやすいのがメリットです。

台座固定用の穴開け

このZ34には台座を固定すためのガイド穴が設けられています。台座固定をする方はガイドのくぼみにそって3mmのドリルで穴をあけてあげましょう。

当然裏面には大きな穴が開くので、スケール感を重視したい人は開けてはなりません(笑)。

ちょうどM3六角ナットが固定できる溝があるので、ナットを瞬間接着剤で固定してあげれば簡単に台座固定ができるようになります。

おもりを乗せてズッシリ重くしよう

昨今のミニカーはダイキャストでできており、そのズッシリとした重さが一つの楽しみなのですが、カーモデルはそれに比べるとプラスチック製で軽いのがさみしいです。

ここはシャーシに板オモリを貼ってあげれば、あなたのカーモデルもズッシリな雰囲気に!

使っているのはラジコン用のオモリで、両面テープが貼られて5g単位でカットされているため、シャーシに貼りつけて簡単にカーモデルを重くできます。

今回は5gをフロントに3枚、リアに1枚の計20g搭載してみました。

ワンポイントアドバイス

カーモデルに負担を与えないためにもオモリは車軸の上あたりに載せるのがポイントです!

Twitterでこのオモリを紹介していたら意外と重たくしてみたい方が多く好評でした。おすすめですよ。

シャーシと内装を合体

最後に2液エポキシを使って内装とシャーシをガッチリ固定して作業完了です!

このシャーシと内装が一体になった状態はカーモデルでしか拝めない状態ですが、なぜか僕は結構好きです。車ってこんなレイアウトになっているんだなぁとしみじみと思っちゃいます。

ボディとシャーシを合体させていよいよ完成!

さああとは組み立てるだけです。タミヤのキットの場合ボディとシャーシの合体に接着剤は不要なことが多いので必要以上に負荷をかけないように注意して組めば簡単にハメられます。

とその前に、おそらくですが静電気などで窓の内側や内装にはほこりが付いていると思いますので取り除いておきましょう。

掃除にはタミヤの静電気除去ブラシなどがメジャーですが、小さいパーツの多いカーモデルではブラッシングで大事な部品が取れたり、逆にほこりがのってしまったりしますので、写真のようなカメラ用ブロアーが僕のおすすめです。

僕は趣味でカメラもやっていますので(カメラ用ブログはこちら)レンズクリーニング用ブロアーを模型のホコリ取りに試してみたところ大変調子がよく、今では模型清掃道具としても愛用しています。

使い方は写真のように握りつぶしてシュポシュポするだけ。ブロワーではなくシュポシュポと呼ばれていたりするゆえんです。

ブロアーは安いので1個持っておくと仕上げの組み立てだけでなく展示会や棚に飾った作品のクリーニングなどにも使えて便利ですよ。

クリーニングができたら合体させて完成です!それでは完成レビューへまいりましょう!

完成レビューはこちら!

さてさてカーモデルの作り方Howtoとして解説しながら作ってきたZ34、その仕上がりはいかほどでしょうか…写真たっぷりでキットの魅力をご紹介!

製作Howto記事一覧はこちら

この記事から各製作記事にアクセスできます。

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