2020/7/4 サイトをリニューアル!現在記事をより見やすく修正中です!

カーモデルの塗装失敗、塗装欠け部分だけをキレイに修正する方法

どうもこんにちは。かず(@rx930_kazu)です。

カーモデルのボディ塗装は神経を使う作業です。

ホコリが噛み込むのは当然NGですし、キレイに塗れても良く見たら下地の傷が…なんてこともあります。

今回はちょうど製作中にやらかしたので(笑)タミヤ製プラモデル 1/12 ポルシェ カレラGT を使って、塗装後のボディをキレイにかつ部分的に修正する方法を紹介します。

今回紹介する方法はふたつ!
  1. 穴埋めなどの加工を忘れたまま塗装をしてしまった場合
  2. 塗り終えた後のパーツをぶつけて塗装がかけてしまった場合

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

修正その1:穴を埋め忘れて塗装してしまった場合

何も考えずに作っていたらさっそくやらかしました。

下の写真の赤丸部。ここは元々キットではネームプレートを取り付ける穴になっています。

しかし、カレラGTはスーパーカーです。
ネット画像を検索してもフロントナンバーやネームプレートを付けている車両は見たことがありません。

それにプレートがあると折角の美しいカレラGTのお顔にちょび髭が付いているように見えて少し残念な気も…。

キレイに塗装はできましたが、ナンバープレート無しで作るにはこの穴埋めは必須の作業なので、頑張って修正してみたいと思います。

まずは穴を埋めます。

先に塗装を剥がす方もいますが、どうせ後からヤスるのでまずは穴を埋めます。

キットのランナーをライターで炙って少し伸ばしたら埋めたい穴に突き刺します。鼻血ブー(違)

穴埋めはパテでも良いですがパテとプラの硬さが違うのでヤスリがけが難しくなるのと、ヒケや乾燥時間など気にしないといけない要素が増えるので僕の穴埋めオススメはプラ棒です。(修正対象のパーツがついていたランナーならより親和性が高いのでなお良いです)

プラ棒とパーツの隙間を完全密着させるためにも、接着剤は流し込みセメントや流動性の高い瞬間接着剤がおススメ。今回僕はWAVEの瞬間接着剤を使いました。

プラ棒をヤスリで平らにしつつ、ボディの塗装も剥がします

飛び出したプラ棒をニッパーで大まかにカットしたら、普段のゲートを処理するようにヤスリで平滑に仕上げます。

今回は部分修正のためヤスリをかける範囲は最小限で進めます。

補足
ヤスリをかける範囲が小さいほど再塗装面積が小さくて済むので後の作業が楽になります。

上の写真を見ると白い分(プラ)、グレーの部分(サフ)、卵色の部分(下塗り)、黄色(本体色)とこれまで塗装してきた過程が良く分かる断層になっていますね~。

ヤスリはWAVEのヤスリスティックSOFT#600と#800で磨いた後、ラプロスの#2400(紙ヤスリ1000番相当)で仕上げました。

マスキングして再塗装用の下地を塗ります。

修正用塗料のミストがキレイに塗れている面を汚さないようにマスキングをしてから塗装します。

下地の塗装

ガイア サーフェイサー EVO → 白サフにイエローを混ぜた卵色

今回は本体色がイエローなので下地を卵色にしていますが、作業される時は自分の塗りたい色に合わせた下地(赤ならピンクサフ下地とか)にしてくださいね。

マスキングして塗装するとマスキングテープの部分で塗料が溜まり段差になってしまいますが、これは修正できるので気にしない。じっくりと乾燥を待ちましょう。

下地塗装でできた段差を削ります

先ほどの下地塗装でできたマスキングテープ部の段差を削って平らにします。この作業超重要。

先ほども使用したGSIクレオスのMr.ラプロス#4000(ペーパー2000番相当)を使って、段差の部分を少しずつ削ります。

段差があるかないかは指でなでればすぐにわかるので、何度も確認しながら進めます。
指先というのはすごく繊細な感覚があるらしく、微妙な傷や凹みなどは機械以上にシビアに判断できるとか…

キレイに段差がなくなるとこれまでしっかり見えていた塗分けの境目がぼんやりしてきます。

ぼんやりしている=塗膜(段差)が薄く平滑になっているのと同義なので、ぼんやりしているほど修正が上手くいっていることになります。

ここまでできたら卵色の下地全体をラプロスの#4000~#6000で磨いてザラツキを完全に取っておけば完璧です。

再び本体色を塗装

ラプロスで磨いたあとは一度パーツを洗浄して細かいゴミを取っておき、本体色を再塗装します。

補足
ヤスリ作業の粉は思った以上にいろんなところに付着していますので水洗い必須です!

仕上がったのがこちら。キレイに穴が埋まってまるで元から開いていないような質感になりました。

もちろん修正面の境目に段差は残っていませんよ。

こちらが作業前の状態。見比べても違和感がないと思います。
下地の平滑処理が上手くいっていないと再塗装部分に小さな段差や色ムラができて目立ってしまいますし、それは修正することはできません。

今回は入念にヤスリを書けることで上手く形状修正と再塗装をすることができました。

ミスしたらすべて剥離して再塗装というのが模型界のセオリーですが、磨き込みを入れて平滑にする作業をきちんとこなせば部分塗装修正でもとてもキレイに仕上がります。

修正その2:塗装が欠けてしまった場合の補修方法

塗装したボディを触っていたり研ぎ出したりしているとついつい机のカドにぶつけてしまったりするものです。恐る恐る確認したらやっぱり欠けているッ…模型あるあるですね(僕だけ!?)。

今回も展示会を終えて作品チェックをしていたところ塗装欠けを見つけてしまいました…

これくらいの小さな欠けであれば、修正方法その1のように塗装を剥がさなくても修正可能です。

 欠けた部分にボディカラーを筆塗りします

下の写真のように欠けた部分に塗装したボディカラーを筆塗りします。

コツはボディカラーを筆塗りするというよりは「塗料を盛り付ける」イメージで欠けた部分に擦り込むことです。

補足
塗料は乾燥するとかなりヒケますし、盛った部分は後から削りますので今はとにかく盛ることが大事です。

この修正方法では塗料をパテ代わりに使うわけです。

塗料を盛り付けたらしっかり乾燥させましょう。自然乾燥で2~3日、下のような乾燥機があれば1日もあればOKです。

乾燥したら削ります

乾燥したら先ほども紹介したラプロスを使って盛り付けた部分を削って平らにしていきます。

写真は4000番(ヤスリ2000番相当)を使用しています。

補足
ラプロスは水研ぎで少しずつ削りましょう。

削っていると塗料を盛った部分以外も削れてしまいますが、後でコンパウンド仕上げするので気にしなくてOKです。

ただしほかの下地を削ってしまわないように注意!

仕上げのラプロスで磨きます

今度はラプロスの6000番と8000番で磨きます。同じく水研ぎで進めてください。

どうでしょうか?修正した箇所がほとんど目立たなくなっていると思います。

8000番までコンパウンドを入れるとツヤもだいぶ回復してきていると思います。

コンパウンドで仕上げ

最後にコンパウンドで磨いて仕上げます。

普通ならクリアーコートをすべきですが、写真のようにカド部の小さな欠けであればクリアーなしのコンパウンドだけで十分なツヤが出せます。盛り付けた塗料は厚みがあるので少しくらいコンパウンドで磨いても大丈夫です。

ラプロスが8000番まで入っていれば、下記のセラミックコンパウンドでいきなり仕上げてOKです。

力を入れずに少しずつ磨いてくださいね。上の商品でセットになっているコーティングポリマーまで仕上げれば完璧です。

バッチリ直りました

どうでしょうか?完璧に直ってしまいました!

塗装した塗料をそのままパテ代わりに使って修正するテクニックは完成したモデルや固定した後のモデルなどエアブラシが使いにくい場合にも活躍する必殺技です。習得しておいて損はないですよ!

この作業実車の板金っぽいですよね

作業を見てお気づきの方もいると思いますが、今回の作業は自動車板金の作業にそっくりです。

カーモデルのボディメイキングは実車の板金作業に通じるところがかなりあります。
つまり模型でもやってやれないことはありません。(僕は板金経験者なので言えますが実車のほうが難しいくらいです)

修正作業が上手くできるようになると「失敗してもやり直せる」という自信が付き、カーモデル作りに余裕が生まれます。

この修正技法はカーモデルだけでなく、ガンプラやFAガールなどのキャラクター模型製作などにも応用できますのでぜひ身に着けてみてください!

直せる方法が分かれば、失敗なんて怖くありません(^^)v

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次
閉じる