最終組み立て
塗装を引っ掻けて削ってしまわないよう慎重に組み立てていきましょう。
シェルユニットのラインはどうする?
今回のキットはシェルユニット(パーメットリンクスコアが上がると光るやつ)がインモールド成型というクリアーパーツにフィルムを挟んで成型したものと、スモークグレーのクリアーパーツの裏に付属のホイルシールを貼るものが選択可能です。
インモールド成型はとても鮮やかで綺麗ですが胸部の部分しか付属しません。
脚部やバックパックはシールを貼るしかないのですが、シールではインモールド成型のような鮮やかさは得られないのが難点です。
ここはシェルユニットの光り方がばらついているほうが違和感になりそうだったので、僕はすべてクリアーパーツにシールを貼る方法を選択しました。
シールは発光ライン側にノリが付いているので、ノリ面を素手で触って指紋を付けてしまうとクリアーパーツ側に指紋が出てしまい取ることができません。必ずピンセットを使うなどして作業しましょう。
シール貼りにおすすめのピンセットを紹介しておきます。先が丸くてシールを掴みやすいです⇓
脚部の組み立て
脚部はフル後ハメ加工をしているので塗装後でも組み立てできるようになっています。
組み立て方法は後ハメを紹介している記事に書いているので参考にして塗装を削らないように組んでいってくださいね。
太ももに後ハメする関節パーツは股関節の軸にはめ込めば外れることはないのですが、小さいガタが発生すると気になるので2液エポキシを使ってガッチリ接着してしまいました。
組み立て順序に気を付けて作業してくださいね。
ということで組み立て完了。
腕の組み立て
腕は取説通り組むだけです。
手首のボールジョイントが前腕パーツの構造上固定が弱くなりがちなので、気になる方は前腕の(B1 17)と(B1 15)を接着してしまうと良いでしょう。
また肩を関節にパーツ(C7、C8)にはめ込むときに塗装が乗っていて非常に硬いと思いますので、無理をせずに肩パーツ側の軸を見えないギリギリの範囲でナイフ等で削って組むと安心です。
胴体の組み立て
スカート部は取説通り組むだけ。
サイドスカートのパーツ(B2 25)は慎重にはめ込まないと塗装が割れることがあるので注意してくださいね。
ところでこのスカート部…なかなかカッコイイ仕上がりじゃないですか?完成が楽しみです。
胴体は内部フレームに付属のホイルシールを貼りました。
このシールを貼るときはパーツの中にシールを置いて綿棒なのでそっと押さえてあげるとモールドに良く馴染みます。
最近は塗装派でもホイルシールを無駄にせずに済む作りで良いですね。
あとは指示通り組むだけです。
頭部のシェルユニットやバックパックのシェルユニットにも忘れずにシールを貼っておきましょう。
ビームサーベルはバックパック側の塗装が厚いと差し込みの負担で割れたりするので、バックパック側のピンの塗装を剥がすなどして対策しておきましょう。
ビームライフル
ビームライフルはスミ入れしてデカールを貼った後にスーパースムースクリアーでトップコートして仕上げます。
ライフルのセンサー部は付属のホイルシールを貼りました。
塗り分けよりシールを使う方がキリっと仕上がりますし、シールの印刷はわずかにドット感がありセンサーっぽく見えたためです。
エスカッシャンの組み立て
エスカッシャンは構造上かなり塗装派泣かせな作りになっており組立に注意が必要です。
完成後にバラしてブンドドしようと思ったらパーツが外れないとかガッツリ塗装が剥げてたなんてことがあったら悲しすぎますからね…。
上の写真のように組んでもばらしても目立たない場所を探りながら塗装を剥がしていきましょう。
組みあがりました。
おおっ!完成したらこれは中々ナイスなカラーリング!頑張って段落ち加工した部分やグレーのトーンの変化など良い感じですぞ(自画自賛)。
エスカッシャンにもデカールを貼り、もう一度ばらしてスーパースムースクリアーでトップコートして仕上げました。
塗り分けは大変でしたが結構カッコイイ武装に仕上がってくれましたよ!
ということでHGガンダムエアリアルこれにて完成~!
完成レビューはこちら!
写真たっぷりでキットの魅力をご紹介!
製作レビュー記事一覧はこちら
この記事から各製作記事にアクセスできます。