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HGUC ギャン リバイブ【全塗装完成レビュー】

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HGUC ギャン リバイブ完成しました!

いつもジオン系を作る時は汚しを加えるのですが、ギャンは新造機体であること、パイロットのマ・クベ大佐は前線で戦うような人物ではなかったため今回は汚しを加えずキレイ目グラデーションで仕上げています。

それでは早速見ていきましょう!

目次

YMS-15 ギャン 完成レビュー

フロントビュー

キットはモノアイのクリアー化と頭部のツノのシャープ化くらいですがいかがでしょうか?

個人的にはアンテナのシャープ化がめちゃくちゃ良い感じに効いていると思います。

モノアイに使ったHアイズは裏面をシルバーで塗装しているので奥まった部分でもキラットするように仕上げています。

ギャンやドムといった上下左右に動くモノアイを可動化するのは結構難しいので、今回は中央に穴を開けてHアイズを埋め込んだだけです。

右肩にはガンダムデカールDX05から階級マークを貼りました。

ジオンの階級章にはいくつかの考え方がありますが、ネットで見つけた階級マーク一覧を参考に大佐らしきものをチョイス。

ちなみにギャンはジオニック社ではなくツイマッド社製のMSなんですよ。

明日話したくなる小話

ギャンは1年戦争後期、ジオン軍の「第2期主力MS開発計画」にて開発された機体です。

開発したのはツィマッド社なのですが、同時期にジオニック社が開発したゲルググと正式採用を争うコンペに敗北したことで量産化はされませんでした。

コンペには敗北するもののその高い白兵戦能力は高く評価され、後のペズン計画にてゲルググの技術と融合されてガルバルディαが開発されます。

よく見るとガルバルディαってギャンのように細身のゲルググって感じですよね…う~んよく設定が考えられているなぁ。

と、いうわけでギャンを作る場合は間違ってジオニック社デカールを貼らないようにご注意ください(笑)

HGUCらしいシンプルなボディラインにほどよいスジボリがいい感じです。

マホガニー下地から本体色を立ち上げているため、凹部にしっかりと残ったシャドウがいい感じに立体感を強調させてくれました。

ツノのシャープ化は元々のパーツの先端がかなり短いのでそのまま削ると短くなってしまいますので、プラ棒を接着して延長してから削っています。

折らないように慎重に作業しなければなりませんし、完成後も結構気を遣うのですが中々のカッコ良さになりました。

ちなみにこちらは数年前にこのキットを組んだ時に撮った白背景の写真。

ほんらい完成品を見せる場合は白背景の方が良いのですが、今回はギャンの悪役感を出すためにあえての黒背景なんです。

白い方がグラデーション塗装の質感が分かりやすいですね。

シールドのミサイル、ハイドボンブの発射口あたりの質感はいかかでしょうか?

リアビュー

続いてリアビュー

ギャンの後ろ姿は特徴的なフレア形状のスカートや脚が見所です。

こちらの写真は先ほどと同じく数年前に完成した時に撮った白背景Ver

マホガニー立ち上げによるグラデーション塗装のおかげでぐっとその見所が強調されているのが伝わりますかね?

キットの出来はとても良いので、少し塗装にこだわってあげればご覧の仕上がりに…正直結構いい感じに塗れたなぁと自画自賛(笑)

唯一目立つ合わせであるふくらはぎの部分は消してありますが、ふくはぎ上部のパネルラインを考慮すれば消さなくてもよいかもしれませんのでお好みで組み立ててください。

マホガニーを下地にして青系の色を立ち上げると、独特な塗装のカスレ感があるようなみために仕上がります。

個人的にはこの見栄えが結構好きで、青を立ちあげるのは毎回楽しかったりします(笑)

ランドセルも程よいディティールとバランスの良い形状。

でっかい背負いものなんていらんのです。このようなシンプルイズベストなやつが一番!(作るの楽だからw)

明日話したくなる小話

設定上ギャンは3体製作された説(MSVコレクション本)と1体のみ製作された説(ガンダムストーリーブック)の2通りがありますが、うち1体はマ・クベ専用機として使用されていることになっています。

ポージング

旧HGに比べて大幅に可動範囲が進化したため劇中のポーズは問題なくとることができます。

特にスカートアーマーの独立可動とつま先の可動がポージングの可能性を広げてくれますね。

肩の引き出しも良いし首も予想以上に良く動く。つまり全部良しです(笑)

ビームサーベル

ギャンといえばフェンシング!ポージングはどうみてもフェンシングですが武装名はビームサーベル。ビームレイピアではありませんよ!(ちなみに設定ではマ・クベはフェンシングがうまい)

感心してしまうのはこの手首を返すようなポージングを取るために、付け根に軸可動が入った専用手首が付属するところ。

手首が動くんです

武器を持たない手首もHGで良くある棒状の穴が開いたものではなくしっかりとした握り手になっていますし、中々充実した作りだなぁと感心してしまいます。

今後のガンプラ全部この手首を標準にしてほしいくらいです(笑)

明日話したくなる小話

設定ではギャンのビームサーベル長はガンダムのビーム差ベルの1.5倍あったそうです。

この強みを利用したいマ・クベはとにかくガンダムと接近戦に持ち込むために様々な作戦を駆使しビームライフルをエネルギー切れに持ち込みます。(結局ニュータイプ力に覚醒したアムロには負けてしまいますが)

ちなみに昨今のプラモデルではガンダムのサーベル長はインフレの一途をたどっており、現行キットどうしならギャンとガンダムのサーベル長はほぼ同じとなってしまいました(笑)

しかし旧キットどうしならギャンのサーベルの方が本当に1.5倍くらい長いので、お暇な方は旧キットのランナーを確認してみましょう!

かず

太さは今でもギャンの方が2倍くらい太いですけどね

ミサイル・シールド

みんな大好き突っ込みどころ満載のミサイル・シールド。

しかしそこはかとなく漂うロマン感はファーストガンダムのMS中でもトップクラス。

まぁ後世ではジェガンの盾もこんな風になっていますから、きっとあの世界では素晴らしい爆発制御技術があったのでしょう(笑)

ちなみに中央の大きい穴に入っている弾丸がハイド・ボンブという宇宙機雷で、外周部に入っている小型の弾丸がニードルミサイルと呼ばれています。

シールドの中央に大きく貼ったジオンマークが中々のアクセント。

こちらも先ほどの肩の階級マークに使用したガンダムデカールDX05に入っています。

シールドのグラデーション感が結構いい感じに決まって中々のカッコ良さに仕上がってくれました。

上半身の可動は非常に優秀ですが、下半身は大き目の脚と可動範囲が苦しい足首によりやや狭め。

このポーズももう少しつま先の位置を一直線にできれば騎士感が増してカッコいいんでしょうけど、マ・クベが執念で迫ってきているようなポージングになってしまいました…ってそれはそれでいいポーズだな。

動きが厳しいといえども昔のジオン系に比べるとはるかによく動くので、ブンドドしていて不満はないですね。

サーベルを真っすぐに構える騎士のようなポージングはギャンの代表的ポーズですよね(多分)。

ギャンってカッコいいと認識する瞬間です。

ガンダムと比較!

ガンダムの全高18mに対してギャンの全高19m。

ちょっとギャンが大きすぎな気もしなくはないですが、テレビアニメ第37話「テキサスの攻防」を見る限り中々良いサイズ感だと思います。

このブログを書くためにファーストガンダムをもう一回見たらちょっとハマってしまいました(笑)

マ・クベはMS戦闘に関してそれほど実力があったわけではないようですが、劇中では結構善戦しています。

明日話したくなる小話

そんなマ・クベがニュータイプとして能力を覚醒しつつあったアムロと渡り合えたのは、ひとえにギャンの操作系統が優秀で簡素だったことが理由とのことです。

ギャンは実はすごく優秀な機体だったんですね。

しかもロマン武装バッチリ。

かず

ファンが多いのも分かる。

誰が組んでもカッコいいニュースタンダード

ガンダムタイプや連邦系キットのリバイブ版はプロポーションや出来に賛否両論のキットが多いですが、ギャンはプロポーション、可動、色分け共に旧HGUCを完全に上回る出来となっています。

オススメの工作は頭部アンテナのシャープ化のみと言って差し支えありません。

ぜひともゲットして現代のニュースタンダードを味わってくださいね。

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