今回はHGUC百式のリバイブ版をお送りします。
HGUC200個目の製品です!200百個目に百式を持ってくるとは度し難い!!
ちなみに100個目はユニコーンガンダムです
リバイブのガンプラシリーズはこれまでのHGUCで起用されていたカトキハジメ氏のマッシブなリファインイメージとは真逆の「細身、スタイリッシュ」を強調したデザインになっています。
要は「今風」ってことですね。
まぁこの百式のあたりから行き過ぎたリファインにガンプラ界隈から不満の声が噴出…新作が出るたびにガンプラファンから非難の嵐…とあまりよくない状態が2018年中頃くらいまで続くのですが、界隈は基本いっつも喧嘩をしているので気にせず作品を作っていきましょう(笑)
さっそく仮組します
今回は本体色をゴールドに塗装するので、仮組の段階から#800番までパーツ全体を磨き上げています。
光沢やメタリック塗装は下地のヤスリ掛けで仕上がりが大きく変わります。
脚の仮組
キットのパーツ数はそんなに多くないのでサクサク組めます。
百式は軽量化のために内部フレームの露出が多いデザインです。
旧HG百式でも再現度が高く関心したものですが、リバイブ版はさらに分割が良くなりスリットのグレーなどの色分けも再現されています。
ちなみに今回はメッキ仕様ではありません。MGの大気圏突入パック版と同じ小さなラメ入りのイエロー成型です。
塗装派には大変ありがたいですが、素組み派には少し物足りないかもしれませんね。
ただ、今後の商品展開の際にメッキ化を見越しているのか、各所のパーツにはアンダーゲートが採用されていますのでメッキ派の方は気長に待ちましょう(笑)
胴体、腕部の仮組
胴体は細め、腕は短めのデザインとなっています。
ガンダムUCで小顔、超足長、腰細モデル体型の後継機「デルタプラス」が登場したため、リバイブ版の百式はそのデザインが逆輸入されています。
脚部の雰囲気なんかデルタプラスそのままといった感じですね。
意外とスリムなイメージのある百式ですが、元デザインやアニメの作画はかなりマッシブです(映画版ではかなりスリムになってましたけど)
腕部は良くできたパーツ割で動力パイプや肩の内部スラスターまで別パーツ化されており素組み派にも塗装派にもうれしい配慮。
この頃のガンプラから色分けについてはほぼ不満がなくなってきましたよね~。
頭部、バックパック、バインダーの仮組
バックパックとバインダーは合わせ目が出ますが、背中の部品は上位グレードのRGでも合わせ目が出ることが多いので仕方なし…ですね。
それでも頭部は素晴らしい分割で合わせ目消しも後ハメも必要ありません。
カメラアイが3種類から選択できるのも良いですね!
仮組完了。細くて小顔ですね~!
今回手首をビルドハンズのSサイズを使用してみました。
宇宙世紀中盤組のMSは全高も高いので本来ならMサイズくらいが合うのですが、リバイブ版の百式は手首もかなり小型にリファインされているのでSサイズがキット付属の手首とほぼ同じ大きさになります。
サイズピッタリでオススメです。
可動範囲はかなり広いです
このキットは各関節の可動範囲が広く、股関節にスイング機構も入っているため膝立ちも非常に美しく決められます。
腰の部分で前傾も可能なので流行りのS字立ちにもバッチリ対応します。
もはやガンダムタイプの立膝は「できて当たり前」の時代ですが、ポージングが美しく決められるのはいつの時代も有難いものです。
む、昔はMGの陸戦型ガンダムでもビミョーな立膝だったんだぞ!
と、余計な話は置いといて、仮組もできましたので本体の加工に入っていきましょう。
後ハメ加工
一部後ハメしたほうが良い箇所があったので加工します。
ウィングバインダーの後ハメ
ウイングバインダーはモナカ構造なので、合わせ目を消して塗装する場合は後ハメ加工を推奨します。
上図を参考に羽の下半分(B12)をU字に切り欠いて後ハメします。
ベタな後ハメですがこれしか方法はありません。キツめにしておかないとパチンとハメられませんので調整は慎重に行ってください。
定番なのにこれが意外と難しいのよ…
クレイバズーカの後ハメ
クレイバズーカのグリップも同じようにU欠きして後ハメ。
上図のように少しナナメにして切り欠いておけば、グリップを開けた時に外れにくくなりますよ。
武器に使われているKPS(すこし柔らかいプラ)は変形しやすい素材なのでU欠きはキツメに調整しておきましょう。
必要な後ハメはこれくらいです。
各部の改造
頭部アンテナの真鍮化
頭部のアンテナは安全対策ためにとても丸くなっているので金属化しておきました。
アンテナをぶった切りWAVEの真鍮線0.5mmに置き換えます。
僕は個人的な好みでアンテナを1.5mmほど残してカットし、残った部分をアンテナ基部として使用しました。
太さは色々試しましたが0.3mmだと細すぎ、1.0mmだと太すぎの印象でした
バーニアのディティールアップ
バーニアはアッサリ気味だったので、コトブキヤの丸ノズルを使って簡単にディティールアップ。
HGのバーニアディテールアップはお手軽な割に効果的なのでおすすめです。
出来が良くてあまり弄るところがないのでこのくらいで終わります(笑)
合わせ目消し
合わせ目消しが必要なパーツはこれだけ!地道にやるべし!
- ウイングバインダー
- 脚部フレーム
- バックパック
- ビームライフル
- クレイバズーカ
ガンプラがどれだけ進化しても武器だけはモナカなんですよね…(笑)
武器の合わせ目消しは結構大変なので、そろそろHGも分割重視でお願いしますよバンダイさんw
作業完了しました
今回も組み立てやすいキットだったのでサクッと作業して塗装に入ります。